日本語能力試験 N2
言語知識 (文法・読解)
問題 1
つぎの文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
問33:
そんな
簡単
(
かんたん
)
なことは、
小学生
(
しょうがくせい
)
( )わかるころだよ。
がこそ
がさえ
でこそ
でさえ
問34:
健康
(
けんこう
)
を
維持
(
いじ
)
する( )
規則
(
きそく
)
正
(
ただ
)
しい
生活
(
せいかつ
)
することが
一番
(
いちばん
)
だ。
には
とは
より
では
問35:
冬
(
ふゆ
)
は、
朝
(
あさ
)
起
(
お
)
きるのが
遅
(
おく
)
れなり( )だから、は
早
(
はや
)
く
寝
(
ね
)
るよにしている。
かけ
がち
ぽい
やすい
問36:
彼
(
かれ
)
は、そのことを
友人
(
ゆうじん
)
( )
家族
(
かぞく
)
にも
話
(
はな
)
していなかった。
だけに
ばかりに
だけか
ばかりか
問37:
町
(
まち
)
の
発展
(
はってん
)
( )、
町
(
まち
)
の
人口
(
じんこう
)
も
増加
(
ぞうか
)
した。
について
にとって
にともなって
に
先
(
さき
)
立
(
た
)
って
問38:
ちょっと
量
(
りょう
)
が
多
(
おお
)
かったが、がんばれは( )なるだろうと
思
(
おも
)
って、
翻訳
(
ほんやく
)
の
仕事
(
しごと
)
を
引
(
ひ
)
き
受
(
う
)
けた。
なんでも
なんとも
なんかに
なんとか
問39:
あのう、ちょっと( )、このあたりに「トレビアン」というレストランはありませんか。
おたずしますが
おたずねになりますが
うかがってもよろしいですが
うかがってもおりますが
問40:
その
程度
(
ていど
)
のけがなら、わざわざ
病院
(
びょういん
)
に
行
(
い
)
く( )よ。
だけです
までもありません
だけましです
ほかありません
問41:
クラシック
音楽
(
おんがく
)
が
好
(
す
)
きな
彼女
(
かのじょ
)
に
木
(
き
)
に
入
(
い
)
られたくて、
彼
(
かれ
)
は( )クラシック・コンサートを
聞
(
き
)
きに
行
(
い
)
った。
好
(
す
)
きになったせいで
好
(
す
)
きになったくせに
好
(
す
)
きでもないせいで
好
(
す
)
きでもないくせに
問42:
彼
(
かれ
)
とは
先月
(
せんげつ
)
けんかをして、もう
顔
(
かお
)
を( )あれから
一度
(
いちど
)
も
会
(
あ
)
っていない。
見
(
み
)
るのもきらいにして
見
(
み
)
るのもいやになって
見
(
み
)
ただけできらいにして
見
(
み
)
ただけでいやになって
問43:
もう
少
(
すこ
)
しくわしい
内容
(
ないよう
)
が( )、その
会社
(
かいしゃ
)
の
説明会
(
せつめいかい
)
に
参加
(
さんか
)
するかどうか、
決
(
き
)
められない。
わかってからでないと
わかってからでなくても
わかりやすくないと
わかりやすくなくても
問44:
(
会社
(
かいしゃ
)
の
面接
(
めんせつ
)
で)
A 「
営業
(
えいぎょう
)
の
仕事
(
しごと
)
をするのに、
車
(
くるま
)
の
免許
(
めんきょ
)
は
必要
(
ひつよう
)
ですか。」
B 「
免許
(
めんきょ
)
はなくても
構
(
かま
)
いませんが、( )。」
あるわけがないですよ
あるにすぎませんよ
あるわけじゃなりあせんよ
あるにこしたことはありませんよ
問題 2
つぎの文の
★
に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
問45:
さいふの
中
(
なか
)
には、100
円
(
えん
)
__ __ ★ __
友
(
とも
)
だちに
借
(
か
)
りることにした。
しか
やむをえず
だけ
なかったので
問46:
結婚
(
けっこん
)
できるか __ __ ★ __
腕
(
うで
)
はすばらしかった。
安定
(
あんてい
)
どうかは
その
前
(
まえ
)
に
ともかく
問47:
自慢
(
じまん
)
する __ __ ★ __
腕
(
うで
)
はすばらしかった。
あって
料理
(
りょうり
)
の
彼女
(
かのじょ
)
の
だけ
問48:
どこへ
旅行
(
りょこう
)
に __ ★ __ __
勝手
(
かって
)
に
決
(
き
)
められない。
みんなの
意見
(
いけん
)
を
ことには
行
(
い
)
くか
聞
(
き
)
いて
見
(
み
)
ない
問49:
彼女
(
かのじょ
)
は __ ★ __ __ でもメモするようにしている。
どんな
忘
(
わす
)
れると
小
(
ちい
)
さなこと
いけないから
問題 3
つぎの文章を読んで、文全体の内容を考えて、[50]から[54]の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
今日
(
こんにち
)
、
科学
(
かがく
)
技術
(
ぎじゅつ
)
の
発達
(
はったつ
)
によって、
自然
(
しぜん
)
開発
(
かいはつ
)
や
宇宙
(
うちゅう
)
探査
(
たんさ
)
が
進
(
すす
)
み、これまで
謎
(
なぞ
)
や
神秘
(
しんぴ
)
とされてきたものが
次々
(
つぎつぎ
)
に
解明
(
かいめい
)
され、だんだん
夢
(
ゆめ
)
やロマンが
失
(
うしな
)
われてきたと
言
(
い
)
われています。
私
(
わたし
)
たちの
子
(
こ
)
どものころは、
熱帯
(
ねったい
)
地方
(
ちほう
)
のジャングルは、
人
(
ひと
)
食
(
く
)
い
人
(
にん
)
種
(
しゅ
)
が
出現
(
しゅつげん
)
する
謎
(
なぞ
)
の
世界
(
せかい
)
[50]。また、
月
(
つき
)
の
裏側
(
うらがわ
)
は
永久
(
えいきゅう
)
に
見
(
み
)
られないと
思
(
おも
)
っていたし、
火星
(
かせい
)
には
火星人
(
かせいじん
)
が
住
(
す
)
んでいると
本気
(
ほんき
)
で
信
(
しん
)
じたり[51]。ロボットなども、マンがや
空想
(
くうそう
)
の
世界
(
せかい
)
[52]
存在
(
そんざい
)
しないものでした。
ところで、これらが
一
(
ひと
)
つ
一
(
ひと
)
つ
解明
(
かいめい
)
され、
発達
(
はったつ
)
されるたびに、「ああ、これでまた
一
(
ひと
)
つ
夢
(
ゆめ
)
が
消
(
き
)
えた」と
言
(
い
)
う
人
(
ひと
)
がいます。[53]、
人間
(
にんげん
)
はあらゆる
謎
(
なぞ
)
を
解明
(
かいめい
)
してしまって、
子
(
こ
)
どもたちには、[54-a]があくなってしまうのではないか、と
心配
(
しんぱい
)
する
人
(
ひと
)
もいますが、そんな
心配
(
しんぱい
)
はいりません。
謎
(
なぞ
)
を
一
(
ひと
)
つ
解明
(
かいめい
)
すれば、すぐまたそこに
渡
(
わた
)
らしい
謎
(
なぞ
)
が
出現
(
しゅつげん
)
する。
一
(
ひと
)
つの
謎
(
なぞ
)
は、さらに
十倍
(
じゅうばい
)
のお
謎
(
なぞ
)
を
生
(
う
)
む。[54-b]とはそいうものだからです。
問50:
[50]
ではありませんでした
だったのでしょうか
と
思
(
おも
)
われそうになりました
と
思
(
おも
)
われていました
問51:
[51]
したものです
したことにしました
しませんでした
信
(
しん
)
じなかったりしました
問52:
[52]
にこそ
にしか
でばかり
だけに
問53:
[53]
それとも
それなら
そのうちに
その
時
(
とき
)
に
問54:
[54]
a
解明
(
かいめい
)
/ b
心配
(
しんぱい
)
a
心配
(
しんぱい
)
/ b
解明
(
かいめい
)
a
科学
(
かがく
)
/ b
夢
(
ゆめ
)
a
夢
(
ゆめ
)
/ b
科学
(
かがく
)
問題 4
つぎの(1)から(5)の文章を 読んで、後の問いに対する答えとして 最もよいものを1・2・3・4から一つ えらびください。
(1)
夏
(
なつ
)
に
高山
(
こうざん
)
に
登
(
のぼ
)
ると、
色
(
いろ
)
とりどりのあざやかな
花
(
はな
)
が
咲
(
さ
)
いていることでしょう。その
花
(
はな
)
を
少
(
すこ
)
しの
間
(
あいだ
)
、
観察
(
かんさつ
)
してみましょう。すると、いろいろな
昆虫
(
こんちゅう
)
が
花
(
はな
)
の
間
(
あいだ
)
を
忙
(
いそが
)
しく
働
(
はたら
)
き
回
(
まわ
)
っていることに
気
(
き
)
づくでしょう。もう
少
(
すこ
)
しくわしく
観察
(
かんさつ
)
すると、
昆虫
(
こんちゅう
)
行動
(
こうどう
)
に
一定
(
いってい
)
のパターンがあることに
気
(
き
)
づくかもしれません。このような、
花
(
はな
)
と
花
(
はな
)
を
訪
(
おとず
)
れる
動物
(
どうぶつ
)
との
関係
(
かんけい
)
は、( )。
進化
(
しんか
)
の
時間
(
じかん
)
の
中
(
なか
)
で、お
互
(
たが
)
いの
利害
(
りがい
)
関係
(
かんけい
)
の
中
(
なか
)
で、
長
(
なが
)
い
時
(
とき
)
を
経
(
た
)
て
作
(
つく
)
られてきたものなのです。
問55:
( )に
入
(
はい
)
る
最
(
もっと
)
も
適当
(
てきとう
)
な
言葉
(
ことば
)
はどれか。 ( )に
入
(
はい
)
る
最
(
もっと
)
も
適当
(
てきとう
)
な
言葉
(
ことば
)
はどれか。
今
(
いま
)
までずっと
有益
(
ゆうえき
)
な
関係
(
かんけい
)
でした。
今
(
いま
)
までは
有益
(
ゆうえき
)
な
関係
(
かんけい
)
とは
言
(
い
)
えませんでした
最初
(
さいしょ
)
から
決
(
き
)
まっていたわけではありません
最初
(
さいしょ
)
から
決
(
き
)
められていたものなのです。
(2)
はたして
本当
(
ほんとう
)
新聞
(
しんぶん
)
は
時代
(
じだい
)
遅
(
おく
)
れになってしまったのか?
なるほど、ラジオ、テレビやインタネットのほうが、スピードという
点
(
てん
)
では
優
(
すぐ
)
れているだろう。また、
新聞
(
しんぶん
)
は、テレビやインターネットは
異
(
こと
)
なり、
画像
(
がぞう
)
や
音声
(
おんせい
)
をあつかえない。さらに、
環境
(
かんきょう
)
問題
(
もんだい
)
においても、
新聞
(
しんぶん
)
は、
資源
(
しげん
)
やゴミ
処理
(
しょり
)
という
点
(
てん
)
で
弱
(
よわ
)
点
(
てん
)
がある。
しかし、
新聞
(
しんぶん
)
の
長所
(
ちょうしょ
)
も
忘
(
わす
)
れてはならないだろう。
新聞
(
しんぶん
)
には
紙
(
かみ
)
に
記録
(
きろく
)
し
保存
(
ほぞん
)
できるという(
注
(
ちゅう
)
)
利点
(
りてん
)
がある。
物
(
もの
)
としての
確
(
たし
)
かさ
がある。また、
大
(
おお
)
きな
紙面
(
しめん
)
で
世界
(
せかい
)
の
出来事
(
できごと
)
が
一目
(
ひとめ
)
でわかるのもメリットである。
利点
(
りてん
)
:
良
(
よ
)
い
点
(
てん
)
、
長所
(
ちょうしょ
)
、メリット。
問56:
「
物
(
もの
)
として
確
(
たし
)
かさ
」とあるが、どういうことか。
一枚
(
いちまい
)
の
紙
(
かみ
)
に
世界
(
せかい
)
のさまざまな
情報
(
じょうほう
)
をたくさん
載
(
の
)
せることができるということ。
毎日
(
まいにち
)
大量
(
たいりょう
)
の
使用
(
しよう
)
し、
森林
(
しんりん
)
を
破壊
(
はかい
)
しており、
大量
(
たいりょう
)
のゴミを
出
(
だ
)
していること
電子
(
でんし
)
文字
(
ぶんじ
)
より、
印刷
(
いんさつ
)
された
文字
(
ぶんじ
)
のほうがスピードという
点
(
てん
)
で
優
(
すぐ
)
れていること
紙
(
かみ
)
に
印刷
(
いんさつ
)
したのは、
消
(
き
)
えてなくならず、
手
(
て
)
に
取
(
と
)
って
確認
(
かくにん
)
できるということ。
(3)
情報
(
じょうほう
)
通信
(
つうしん
)
技術
(
ぎじゅつ
)
の
進
(
すす
)
んだ
現代
(
げんだい
)
では、
他人
(
たにん
)
より
多
(
おお
)
くの
情報
(
じょうほう
)
を
集
(
あつ
)
めることを
競
(
きそ
)
っても
意味
(
いみ
)
がない。
情報
(
じょうほう
)
など、
集
(
あつ
)
めようと
思
(
おも
)
えばいくらでも
集
(
あつ
)
められるからである。
例
(
たと
)
えば、アンケートなどによる
社会
(
しゃかい
)
調査
(
ちょうさ
)
の
情報
(
じょうほう
)
はだいたい
三
(
みっ
)
つに
分類
(
ぶんるい
)
される。
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
つ
有益
(
ゆうえき
)
んものと、
今
(
いま
)
のところ
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
たない
将来
(
しょうらい
)
的
(
てき
)
に
必要
(
ひつよう
)
となりそうなもの、そして
全
(
まった
)
く
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
たない
情報
(
じょうほう
)
の
三
(
みっ
)
つである。
数量的
(
すうりょうてき
)
には、この
最後
(
さいご
)
のものが
圧倒
(
あっとう
)
的
(
てき
)
に
多
(
おお
)
い。これからは、
情報
(
じょうほう
)
を
得
(
え
)
る
能力
(
のうりょく
)
よりも
捨
(
す
)
てる
能力
(
のうりょく
)
のほうが、はるかに
重要
(
じゅうよう
)
な
要素
(
ようそ
)
となってくるのだ。
問57:
この
文章
(
ぶんしょう
)
で
筆者
(
ひっしゃ
)
が
最
(
もっと
)
も
言
(
い
)
いたいことはどれか。
今後
(
こんご
)
必要
(
ひつよう
)
となるのは、
本当
(
ほんとう
)
に
大量
(
たいりょう
)
な
情報
(
じょうほう
)
を
見分
(
みわ
)
ける
能力
(
のうりょく
)
である。
数量的
(
すうりょうてき
)
に
最
(
もっと
)
も
多
(
おお
)
いのは、
全
(
まった
)
く
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
たない
情報
(
じょうほう
)
である。
社会
(
しゃかい
)
調査
(
ちょうさ
)
による
情報
(
じょうほう
)
は、
大
(
おお
)
きく
三
(
みっ
)
つに
分類
(
ぶんるい
)
される。
情報
(
じょうほう
)
を
集
(
あつ
)
める
能力
(
のうりょく
)
が
高
(
たか
)
くても、
現代
(
げんだい
)
では
意味
(
いみ
)
のないことである。
(4)
人
(
ひと
)
は、
同
(
おな
)
じことを
何回
(
なんかい
)
も
聞
(
き
)
くと、ただ
聞
(
き
)
いているだけなのに、
無意識
(
むいしき
)
にそれをやってしまうことがある。
体
(
からだ
)
が
勝手
(
かって
)
に
動
(
うご
)
いてしまうのである。それをうまく
利用
(
りよう
)
されると、
知
(
し
)
らないうちに「はい。」と
言
(
い
)
ってサインしてしまっている、ということになりかねない。
たとえば、イスに
座
(
すわ
)
って、ひざの
上
(
うえ
)
に
手
(
て
)
を
置
(
お
)
いて
静
(
しず
)
かに
目
(
め
)
をとじて「
右手
(
みぎて
)
が
温
(
あたた
)
かくなる」と
言
(
い
)
ってみる。それで
温
(
あたた
)
かくあるはずがない。が、しかし、ゆっくりと、
何回
(
なんかい
)
も、くりかえして
言
(
い
)
ってみてほしい。10
回
(
かい
)
、20
回
(
かい
)
と
言
(
い
)
い
続
(
つづ
)
けると
本当
(
ほんとう
)
に
暖
(
あたた
)
かくなってくるはずである。
つまり、
人
(
ひと
)
は、
この
無意識
(
むいしき
)
の
行動
(
こうどう
)
を
利用
(
りよう
)
されないよう、
注意
(
ちゅうい
)
する
必要
(
ひつよう
)
があるということだ。
問58:
「
この
無意識
(
むいしき
)
の
行動
(
こうどう
)
」とは、
何
(
なに
)
を
指
(
さ
)
しているか。
同
(
おな
)
じことを
何回
(
なんかい
)
も、ただ
聞
(
き
)
いていること
同
(
おな
)
じことを
何回
(
なんかい
)
も
聞
(
き
)
くと、
体
(
からだ
)
が
勝手
(
かって
)
に
動
(
うご
)
くこと
ゆっくりと
何回
(
なんかい
)
もくりかえして、
言
(
い
)
い
続
(
つづ
)
けること
「
手
(
て
)
が
温
(
あたた
)
かくなる」と
言
(
い
)
っても、
温
(
あたた
)
かくあるはずがないこと。
(5)
「
人間
(
にんげん
)
と
動物
(
どうぶつ
)
」という
分
(
わ
)
け
方
(
かた
)
があるが、
人
(
ひと
)
は
動物
(
どうぶつ
)
である。
人
(
ひと
)
は
植物
(
しょくぶつ
)
ではないから、
生物
(
せいぶつ
)
学
(
がく
)
的
(
てき
)
には
当
(
あ
)
たり
前
(
まえ
)
のことである。しかし、「
人
(
ひと
)
は
動物
(
どうぶつ
)
である」と
言
(
い
)
われると、「そんなことはない。」と
頭
(
あたま
)
から
否定
(
ひてい
)
する
人
(
ひと
)
はまだ
多
(
おお
)
い。
中
(
なか
)
には「
人
(
ひと
)
と
動物
(
どうぶつ
)
をいっしょにするな!」と
怒
(
おこ
)
りだす
人
(
ひと
)
もいる。
自分
(
じぶん
)
を
中心
(
ちゅうしん
)
にして
世界
(
せかい
)
を
見
(
み
)
てしまうのだ。
確
(
たし
)
かに、
人
(
ひと
)
から
見
(
み
)
れば、
猿
(
さる
)
は
猿
(
さる
)
である。
人
(
ひと
)
は
自分
(
じぶん
)
自身
(
じしん
)
がその
猿
(
さる
)
の
仲間
(
なかま
)
だとは、
普通
(
ふつう
)
は
思
(
おも
)
わないだろう。「
人間
(
にんげん
)
と
動物
(
どうぶつ
)
」という
分
(
わ
)
け
方
(
かた
)
は、
人
(
ひと
)
が
生
(
う
)
まれながら
持
(
も
)
っている「
一
(
ひと
)
つの(
注
(
ちゅう
)
)
信念
(
しんねん
)
」だと
言
(
い
)
えるかもしれない。
人間
(
にんげん
)
は、
科学
(
かがく
)
によってこの「
一
(
ひと
)
つの
信念
(
しんねん
)
」を
克服
(
こくふく
)
してきたのである。
信念
(
しんねん
)
:
正
(
ただ
)
しいと
考
(
かんが
)
えることを、
最後
(
さいご
)
まで
信
(
しん
)
じ
続
(
つづ
)
ける
心
(
こころ
)
。
問59:
筆者
(
ひっしゃ
)
の
考
(
かんが
)
えと
会
(
あ
)
っているものは、どれか。
「
人間
(
にんげん
)
と
動物
(
どうぶつ
)
」という
分
(
わ
)
け
方
(
かた
)
は、
科学的
(
かがくてき
)
には
当
(
あ
)
たり
前
(
まえ
)
だが、「
一
(
ひと
)
つの
信念
(
しんねん
)
」だと
言
(
い
)
える。
「
人間
(
にんげん
)
と
動物
(
どうぶつ
)
」という
分
(
わ
)
け
方
(
かた
)
は、
人間
(
にんげん
)
心中
(
しんちゅう
)
の
考
(
かんが
)
えかたが、
科学
(
かがく
)
がそれを
克服
(
こくふく
)
してきた。
「
人間
(
にんげん
)
は
動物
(
どうぶつ
)
である」という
考
(
かんが
)
えは、
科学的
(
かがくてき
)
には
当
(
あ
)
たり
前
(
まえ
)
だが、
人間
(
にんげん
)
はそれを
克服
(
こくふく
)
するべきだ。
「
人間
(
にんげん
)
は
動物
(
どうぶつ
)
である」という
考
(
かんが
)
えは、
動物
(
どうぶつ
)
中心
(
ちゅうしん
)
の
考
(
かんが
)
え
方
(
かた
)
だが、
科学
(
かがく
)
がそれを
克服
(
こくふく
)
してきた。
問題 5
つぎの(1)から(3)の文章を 読んで、後の問いに対する答えとして 最もよいものを1・2・3・4から一つ えらびください。
(1)
この
間
(
あいだ
)
、
雑誌
(
ざっし
)
で
紹介
(
しょうかい
)
されていたのですが、
通信
(
つうしん
)
技術
(
ぎじゅつ
)
の
発達
(
はったつ
)
を
利用
(
りよう
)
して、
遠
(
とお
)
く
離
(
はな
)
れて
暮
(
く
)
らす
人
(
ひと
)
と
込
(
こみ
)
するための
商品
(
しょうひん
)
が
研究
(
けんきゅう
)
開発
(
かいはつ
)
されているようです。
特
(
とく
)
におもしろいなと
思
(
おも
)
ったのは、
離
(
はな
)
れて
暮
(
く
)
らす
恋人
(
こいびと
)
たちのための
電気
(
でんき
)
スタンド。これは、どちらか
片方
(
かたほう
)
の
電気
(
でんき
)
スタンドをつけると、もう
一方
(
いっぽう
)
の
電気
(
でんき
)
スタンドもつくようになっているものです。
一人
(
ひとり
)
で
暮
(
く
)
らしていて、
電気
(
でんき
)
スタンドが
自分的
(
じぶんてき
)
にパッとついたら、
恋人
(
こいびと
)
の
今
(
いま
)
電気
(
でんき
)
をつけたことが
分
(
わ
)
かるのです。ただそれだけのことなのですが、その
瞬間
(
しゅんかん
)
、
恋人
(
こいびと
)
の
存在
(
そんざい
)
が
感
(
かん
)
じられて、いっしょに
暮
(
くら
)
しているような
気持
(
きも
)
ちになれるというわけです。
①
同
(
おな
)
じように
、ゴミ
箱
(
ばこ
)
のふたを
開
(
あ
)
けると、もう
一方
(
いっぽう
)
のゴミ
箱
(
ばこ
)
のふたも
開
(
ひら
)
くというのもあります。これなんかは、ちょっとうるさいのではないかと
思
(
おも
)
いますが、
実験
(
じっけん
)
によると、
恋人
(
こいびと
)
同士
(
どうし
)
がちょっとしたケンカをした
後
(
あと
)
に、
相手
(
あいて
)
の
気
(
き
)
を
引
(
ひ
)
くためにわざとゴミ
箱
(
ばこ
)
のふたを
開
(
あ
)
けたりするのだろうです。
思
(
おも
)
わずほほえんでしまいますが、
言葉
(
ことば
)
では
伝
(
つた
)
えにくい
思
(
おも
)
いも、こうやって
伝
(
つた
)
えられるというのは、いいなと
思
(
おも
)
います。
②
これら
はまだ
研究
(
けんきゅう
)
の
階段
(
かいだん
)
だということですが、
実験
(
じっけん
)
に
商品化
(
しょうひんか
)
されたものでは、
一人
(
ひとり
)
で
暮
(
く
)
らすお
年寄
(
としよ
)
りのための
電気
(
でんき
)
ポットがあります。
電気
(
でんき
)
でお
湯
(
ゆ
)
を
沸
(
わ
)
かして
保温
(
ほおん
)
するポットですが、お
年寄
(
としよ
)
りがポットのスイッチを
入
(
い
)
れると、
離
(
はな
)
れて
暮
(
く
)
らす
家族
(
かぞく
)
の
携帯
(
けいたい
)
電話
(
でんわ
)
にメールが
届
(
とど
)
くようになっていて、
使用
(
しよう
)
状況
(
じょうきょう
)
が
分
(
わ
)
かるのです。
このように、
生活
(
せいかつ
)
用品
(
ようひん
)
をコミュニケーションの
手段
(
しゅだん
)
に
利用
(
りよう
)
するというのは、とても
現代的
(
げんだいてき
)
なアイディアだと
思
(
おも
)
います。
言葉
(
ことば
)
だけが
伝達
(
でんたつ
)
手段
(
しゅだん
)
ではありません。
孤独
(
こどく
)
な
現代
(
げんだい
)
にとっては
利用
(
りよう
)
価値
(
かち
)
の
高
(
たか
)
いだと
言
(
い
)
えるでしょう。
問60:
①「
同
(
おな
)
じように
」とあるが、
何
(
なに
)
が
同
(
おな
)
じなのか。
離
(
はな
)
れて
暮
(
く
)
らす
相手
(
あいて
)
に
気持
(
きも
)
ちを
伝
(
つた
)
えるための
商品
(
しょうひん
)
だということ
離
(
はな
)
れて
暮
(
く
)
らす
恋人
(
こいびと
)
たちがケンカしないための
商品
(
しょうひん
)
だということ
相手
(
あいて
)
に
気持
(
きも
)
ちを
伝
(
つた
)
えるためには、やはり
言葉
(
ことば
)
が
必要
(
ひつよう
)
だということ
相手
(
あいて
)
に
気持
(
きも
)
ちを
伝
(
つた
)
えるためには、
言葉
(
ことば
)
は
必要
(
ひつよう
)
ないということ
問61:
②「
これら
」の
説明
(
せつめい
)
として、
内容
(
ないよう
)
と
合
(
あ
)
っているものはどれか。
ふたを
開
(
あ
)
けると、
中
(
なか
)
から
遠
(
とお
)
くに
住
(
す
)
む
恋人
(
こいびと
)
の
声
(
こえ
)
が
聞
(
き
)
こえてくるゴミ
箱
(
ばこ
)
恋人
(
こいびと
)
の
存在
(
そんざい
)
を
教
(
おし
)
えてくれ、
恋人
(
こいびと
)
がそばにいるような
気持
(
きも
)
ちになれる
電気
(
でんき
)
スタンド
一人
(
ひとり
)
暮
(
く
)
らしの
老人
(
ろうじん
)
の
生活
(
せいかつ
)
状況
(
じょうきょう
)
を
知
(
し
)
らせてくれる
電気
(
でんき
)
ポット
離
(
はな
)
れて
暮
(
く
)
らす
人
(
ひと
)
がコミュニケーションできる
電気
(
でんき
)
スタンドとゴミ
箱
(
ばこ
)
問62:
ここにあげられた
商品
(
しょうひん
)
に
対
(
たい
)
する
筆者
(
ひっしゃ
)
の
考
(
かんが
)
えとして、
正
(
ただ
)
しいものはどれか。
コミュニケーションの
苦手
(
にがて
)
な
現代
(
げんだい
)
の
若
(
わか
)
者
(
しゃ
)
に、とても
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
つ
商品
(
しょうひん
)
である。
気持
(
きも
)
ちを
伝
(
つた
)
えるだけなら
携帯
(
けいたい
)
電話
(
でんわ
)
があれば
十分
(
じゅうぶん
)
だが、
遊
(
あそ
)
び
心
(
こころ
)
があっていいと
思
(
おも
)
う。
一人
(
ひとり
)
暮
(
く
)
らしをしている
現代
(
げんだい
)
人
(
じん
)
の
気持
(
きも
)
ちをとらえた
価値
(
かち
)
ある
商品
(
しょうひん
)
だ。
一人
(
ひとり
)
で
暮
(
く
)
らすお
年寄
(
としよ
)
りのようすがもっとわかるような
商品
(
しょうひん
)
が
必要
(
ひつよう
)
だ。
(2)
私
(
わたし
)
は
中学
(
ちゅうがく
)
二年生
(
にねんせい
)
のときのことである。
父
(
ちち
)
の
仕事
(
しごと
)
の
都合
(
つごう
)
で、
生
(
う
)
まれ
育
(
そだ
)
った
大阪
(
おおさか
)
から、
福井
(
ふくい
)
へ
引
(
ひ
)
っ
越
(
こ
)
した。
当然
(
とうぜん
)
、
福井
(
ふくい
)
の
中学校
(
ちゅうがっこう
)
のクラスメートは、みんな(
注
(
ちゅう
)
1)
福井
(
ふくい
)
弁
(
べん
)
を
話
(
はな
)
す。
授業中
(
じゅぎょうちゅう
)
、
私
(
わたし
)
が
教科書
(
きょうかしょ
)
を
読
(
よ
)
まされたりすると、
教室
(
きょうしつ
)
のあちこちから、くすくす
笑
(
わら
)
い
声
(
こえ
)
が
聞
(
き
)
こえてくる。
①
いちばんショックだったの
は、
英語
(
えいご
)
の
時間
(
じかん
)
。
英語
(
えいご
)
は
私
(
わたし
)
の
得意
(
とくい
)
科目
(
かめ
)
だったし、
特
(
とく
)
に
読
(
よ
)
むほうは
自信
(
じしん
)
があった。
私
(
わたし
)
は、
大阪
(
おおさか
)
の
中学校
(
ちゅうがっこう
)
では、
学校
(
がっこう
)
代表
(
だいひょう
)
で
英語
(
えいご
)
のスイッチコンテストに
出場
(
しゅつじょう
)
したくらい、
英語
(
えいご
)
が
好
(
す
)
きだった。
そんなのに、
名前
(
なまえ
)
を
呼
(
よ
)
ばれて、
私
(
わたし
)
がテキストを
読
(
よ
)
み
始
(
はじ
)
めると、いっせいに、くすくす。
読
(
よ
)
み
終
(
お
)
えることには、もっと
大
(
おお
)
きな
声
(
こえ
)
で、げらげら。
先生
(
せんせい
)
まで
困
(
こま
)
った
顔
(
かお
)
をして、
「②
なんか、
大阪
(
おおさか
)
っぽいなあ
。」と
言
(
い
)
ったのだ。
私
(
わたし
)
が、
大阪
(
おおさか
)
のおばさんを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
したのはそのときだった。
私
(
わたし
)
が、ショックから
立
(
た
)
ち
直
(
なお
)
ったのは、おばさんのおかげである。
子
(
こ
)
どものころ、おばさんはよく、
私
(
わたし
)
の
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
いて、「この
子
(
こ
)
は、ほんとうにきれいな(
注
(
ちゅう
)
2)
大阪弁
(
おおさかべん
)
をしゃべるなあ。なにもまざってない、ほんものの
大阪弁
(
おおさかべん
)
や。」と
言
(
い
)
ってくれた。
私
(
わたし
)
は、
心
(
こころ
)
の
中
(
なか
)
で③
自信
(
じしん
)
を
取
(
と
)
り
戻
(
もど
)
した
。
福井
(
ふくい
)
弁
(
べん
)
:
福井
(
ふくい
)
地方
(
ちほう
)
の
言葉
(
ことば
)
大阪弁
(
おおさかべん
)
:
大阪
(
おおさか
)
地方
(
ちほう
)
の
言葉
(
ことば
)
問63:
①「
いちばんショックだった
」とあるが、
何
(
なに
)
がショックだったのか。
みんなのように
福井
(
ふくい
)
弁
(
べん
)
が
話
(
はな
)
せなかったこと
英語
(
えいご
)
のスイッチコンテストに
出
(
で
)
られなくなったこと
英語
(
えいご
)
の
授業中
(
じゅぎょうちゅう
)
、みんなに
笑
(
わら
)
われたこと
英語
(
えいご
)
の
先生
(
せんせい
)
に
大
(
おお
)
きな
声
(
こえ
)
で
笑
(
わら
)
われたこと
問64:
②「
なんか、
大阪
(
おおさか
)
っぽいなあ
」とあるが、どういう
意味
(
いみ
)
か。
日本語
(
にほんご
)
の
発音
(
はつおん
)
がすばらしという
意味
(
いみ
)
日本語
(
にほんご
)
の
発音
(
はつおん
)
が
少
(
すこ
)
し
変
(
へん
)
だという
意味
(
いみ
)
英語
(
えいご
)
の
発音
(
はつおん
)
がすばらしいという
意味
(
いみ
)
英語
(
えいご
)
の
発音
(
はつおん
)
が
少
(
すこ
)
し
変
(
へん
)
だという
意味
(
いみ
)
問65:
「
自信
(
じしん
)
を
取
(
と
)
り
戻
(
もど
)
した
」とあるが、なぜか。
大阪
(
おおさか
)
の
言葉
(
ことば
)
は、
福井
(
ふくい
)
の
言葉
(
ことば
)
よりきれいだとわかったから。
大阪
(
おおさか
)
では、
英語
(
えいご
)
のスピーチコンテストに
出
(
だ
)
たことを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
したから。
自分
(
じぶん
)
の
大阪弁
(
おおさかべん
)
を
褒
(
ほ
)
めてくれた
大阪
(
おおさか
)
のおばさんを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
したから。
大阪
(
おおさか
)
のおばさんが
話
(
はな
)
す
大阪弁
(
おおさかべん
)
はとてもきれいだったから。
(3)
最近
(
さいきん
)
、
東京
(
とうきょう
)
都内
(
とない
)
には、
地方
(
ちほう
)
自治体
(
じちたい
)
(
県
(
けん
)
・
市
(
し
)
・
町
(
まち
)
・
村
(
むら
)
)のアンテナショップが
多
(
おお
)
く
見
(
み
)
られるようになり、ちょっとした
問題
(
もんだい
)
になっている。
「アンテナショップ」とは、
企業
(
きぎょう
)
が
新製品
(
しんせいひん
)
の
売
(
う
)
れ
行
(
い
)
きを
見
(
み
)
たり、
自社
(
じしゃ
)
製品
(
せいひん
)
を
紹介
(
しょうかい
)
したりするために
東京
(
とうきょう
)
残
(
ざん
)
座
(
ざ
)
など
人
(
ひと
)
が
集
(
あつ
)
まる
所
(
ところ
)
に
作
(
つく
)
る
店
(
みせ
)
のことだが、
地方
(
ちほう
)
自治体
(
じちたい
)
のアンテナショップもまた、それぞれの
地域
(
ちいき
)
のことをたくさんの
人
(
ひと
)
に
知
(
し
)
ってもおうという
目的
(
もくてき
)
で
作
(
つく
)
られている。
①
このような
施設
(
しせつ
)
は、
実
(
じつ
)
は10
年
(
ねん
)
以上
(
いじょう
)
からあった。しかし、○○
県
(
けん
)
東京
(
とうきょう
)
事務
(
じむ
)
所
(
しょ
)
、○○
県
(
けん
)
観光
(
かんこう
)
案内
(
あんない
)
所
(
しょ
)
というような
名前
(
なまえ
)
だった。そこでは、
観光
(
かんこう
)
案内
(
あんない
)
や
特産品
(
とくさんひん
)
の
展示
(
てんじ
)
、
地元
(
じもと
)
の
就職
(
しゅうしょく
)
先
(
さき
)
の
紹介
(
しょうかい
)
などを
行
(
おこな
)
っていたが、
店
(
みせ
)
の
様子
(
ようす
)
は、にかにも「お
役所的
(
やくしょてき
)
な」ものだった。
だが、②
最近
(
さいきん
)
のアンテナショップ
は
違
(
ちが
)
う。
明
(
あか
)
るい
店内
(
てんない
)
には、きれいな
観光
(
かんこう
)
写真
(
しゃしん
)
が
貼
(
は
)
られ、
地元
(
じもと
)
で
生産
(
せいさん
)
した
食品
(
しょくひん
)
や
工芸品
(
こうげいひん
)
が
並
(
なら
)
ぶ。
特
(
とく
)
に
食品
(
しょくひん
)
数
(
すう
)
が
人気
(
にんき
)
で、
地元
(
じもと
)
の
名産
(
めいさん
)
品
(
ひん
)
やお
菓子
(
かし
)
はよく
売
(
う
)
れている。
飲食
(
いんしょく
)
コーナーやレストランを
併設
(
へいせつ
)
しているショップもある。そこで
提供
(
ていきょう
)
されるのは、もちろん
地元
(
じもと
)
の
名物
(
めいぶつ
)
料理
(
りょうり
)
。「(
注
(
ちゅう
)
1)
地元
(
じもと
)
直送
(
ちょくそう
)
の
食材
(
しょくざい
)
を
使
(
つか
)
った
本場
(
ほんば
)
の
味
(
あじ
)
」が
人気
(
にんき
)
で、
食事
(
しょくじ
)
だけを
目的
(
もくてき
)
に
来店
(
らいてん
)
する
人
(
ひと
)
もいるほどだ。
南北
(
なんぼく
)
に
細長
(
ほそなが
)
い
国士
(
こくし
)
を
持
(
も
)
つ
日本
(
にほん
)
は、
地方
(
ちほう
)
ごとに
独特
(
どくとく
)
の
食文化
(
しょくぶんか
)
がある。このような、
地方
(
ちほう
)
の
食文化
(
しょくぶんか
)
への
関心
(
かんしん
)
を
背
(
せ
)
景
(
けい
)
に、
自治体
(
じちたい
)
は、
東京
(
とうきょう
)
にアンテナショップを
開店
(
かいてん
)
しているのだ。
都会
(
とかい
)
が
味
(
あじ
)
わえる、
楽
(
たの
)
しく
便利
(
べんり
)
な
場所
(
ばしょ
)
と
言
(
い
)
える。
都会
(
とかい
)
の
人
(
ひと
)
が
地方
(
ちほう
)
の
文化
(
ぶんか
)
を
楽
(
たの
)
しむことができて、それで
地方
(
ちほう
)
の
商店
(
しょうてん
)
が
儲
(
もう
)
かれば、(
注
(
ちゅう
)
2)
一石二鳥
(
いっせきにちょう
)
。アンテナショップがうまく
機能
(
きのう
)
していくことを
期待
(
きたい
)
しよう。
地元
(
じもと
)
直送
(
ちょくそう
)
:
地元
(
じもと
)
から
直接
(
ちょくせつ
)
送
(
おく
)
られること
一石二鳥
(
いっせきにちょう
)
:
一
(
ひと
)
つのことをして
二
(
ふた
)
つの
利益
(
りえき
)
を
得
(
え
)
ること。
問66:
①「
このような
施設
(
しせつ
)
」が、
指
(
さ
)
すものはどれか。
企業
(
きぎょう
)
が
新製品
(
しんせいひん
)
の
売
(
う
)
れ
行
(
い
)
きを
見
(
み
)
たり、
自社
(
じしゃ
)
製品
(
せいひん
)
を
紹介
(
しょうかい
)
したりするために
作
(
つく
)
った
店
(
みせ
)
地方
(
ちほう
)
自治体
(
じちたい
)
が
地域
(
ちいき
)
のことを
知
(
し
)
ってもらうために
都会
(
とかい
)
に
作
(
つく
)
った
店
(
みせ
)
地方
(
ちほう
)
自治体
(
じちたい
)
が
地域
(
ちいき
)
の
人々
(
ひとびと
)
に
就職
(
しゅうしょく
)
先
(
さき
)
を
紹介
(
しょうかい
)
するために
作
(
つく
)
った
案内所
(
あんないしょ
)
役所
(
やくしょ
)
が
自
(
じ
)
らの
建物
(
たてもの
)
の
中
(
なか
)
に
作
(
つく
)
った
事務
(
じむ
)
所
(
しょ
)
や
観光
(
かんこう
)
案内
(
あんない
)
所
(
しょ
)
問67:
②「
最近
(
さいきん
)
のアンテナショップ
」の
説明
(
せつめい
)
として、
正
(
ただ
)
しいものはどれか。
地方
(
ちほう
)
の
観光
(
かんこう
)
写真
(
しゃしん
)
を
貼
(
は
)
って、
地方
(
ちほう
)
の
役所
(
やくしょ
)
と
同
(
おな
)
じように
店内
(
てんない
)
に
食品
(
しょくひん
)
や
工芸品
(
こうげいひん
)
を
並
店
(
てん
)
全体
(
ぜんたい
)
をレストランにして
地方
(
ちほう
)
から
料理
(
りょうり
)
人
(
じん
)
を
呼
(
よ
)
ぶ、その
地方
(
ちほう
)
の
名物
(
めいぶつ
)
料理
(
りょうり
)
を
提供
(
ていきょう
)
する
店
日本
(
にほん
)
の
食文化
(
しょくぶんか
)
を
研究
(
けんきゅう
)
し、
日本
(
にほん
)
各地
(
かくち
)
の
名物
(
めいぶつ
)
料理
(
りょうり
)
を
提供
(
ていきょう
)
して、
客
(
きゃく
)
が
旅行
(
りょこう
)
気分
都会
(
とかい
)
の
消費者
(
しょうひしゃ
)
が
持
(
も
)
つ
地方
(
ちほう
)
文化
(
ぶんか
)
への
関心
(
かんしん
)
にこたえて、
手軽
(
てがる
)
に
楽
(
たの
)
しめる
便利
(
べんり
)
な
店
(
みせ
)
問68:
この
文章
(
ぶんしょう
)
で
筆者
(
ひっしゃ
)
が
言
(
い
)
いたいことはどれか。
都会
(
とかい
)
の
消費者
(
しょうひしゃ
)
の
関心
(
かんしん
)
ンをとらえたアンテナショップは、
今後
(
こんご
)
も
可能性
(
かのうせい
)
がある。
アンテナショップがうまく
機能
(
きのう
)
するためには、もっと「お
役所的
(
やくしょてき
)
な」ものにする
必要
(
ひつよう
)
がある。
今後
(
こんご
)
は、
都会
(
とかい
)
のアンテナショップを
地方
(
ちほう
)
にも
作
(
つく
)
り、
文化
(
ぶんか
)
交流
(
こうりゅう
)
をするべきだ。
今後
(
こんご
)
は、アンテナショップを
海外
(
かいがい
)
にも
作
(
つく
)
り、
国際化
(
こくさいか
)
を
進
(
すす
)
めるべきだ。
問題 6
次の文章は、「相談者」からの相談と、それに対するAとBからの回答である。三つの文章を読んで、後の問いに対する答えとして、最もよいものを1・2・3・4から最もよいものを一つ 選びなさい。
相談者
(
そうだんしゃ
)
:
私
(
わたし
)
には
好
(
す
)
きな
人
(
ひと
)
がいます。でも、その
彼
(
かれ
)
には、
年上
(
としうえ
)
の
彼女
(
かのじょ
)
がいるのです。それを
知
(
し
)
りながら、
彼
(
かれ
)
のことを
本当
(
ほんとう
)
に
好
(
す
)
きになってしまいました。
毎日
(
まいにち
)
、
時間
(
じかん
)
さえあれば、
彼
(
かれ
)
のことばかり
考
(
かんが
)
えるようになり、
成績
(
せいせき
)
も
下
(
さ
)
がりました。
彼
(
かれ
)
には、「
他
(
ほか
)
の
人
(
ひと
)
を
見
(
み
)
つけて。」と
言
(
い
)
われましたが、
彼
(
かれ
)
を
忘
(
わす
)
れることなんてできません。
私
(
わたし
)
は、これからも
自分
(
じぶん
)
の
気持
(
きも
)
ちに
正
(
せい
)
直
(
ちょく
)
に、
彼
(
かれ
)
を
思
(
おも
)
いつづけていくべきでしょうか。それとも、
無理
(
むり
)
にでも
新
(
あたら
)
しい
恋
(
こい
)
を
探
(
さが
)
すべきでしょうか。
回答
(
かいとう
)
者
(
しゃ
)
: A
何
(
なに
)
か
忘
(
わす
)
れていることがありませんか?ちゃんと
自分
(
じぶん
)
の
気持
(
きも
)
ちを
伝
(
つた
)
えて、それでも、
彼
(
かれ
)
の
心
(
こころ
)
は
動
(
うご
)
かなかったもですから、ここはもう、あきれめて
勉学
(
べんがく
)
に
向
(
む
)
かうべきでしょう。
成績
(
せいせき
)
が
上
(
あ
)
がったのでは
意味
(
いみ
)
がありません。もちろん、
簡単
(
かんたん
)
に
忘
(
わす
)
れることはできないでしょうが、
心
(
こころ
)
の
痛
(
いた
)
みは
時間
(
じかん
)
が
癒
(
いや
)
してくれるものです。
彼
(
かれ
)
とは
距離
(
きょり
)
をおいて、
自分
(
じぶん
)
自身
(
じしん
)
の
能力
(
のうりょく
)
を
高
(
たか
)
めるように、
集中
(
しゅうちゅう
)
すること。
新
(
あたら
)
しい
恋
(
こい
)
も、
今
(
いま
)
は
必要
(
ひつよう
)
ありません。
回答
(
かいとう
)
者
(
しゃ
)
: B
自分
(
じぶん
)
の
気持
(
きも
)
ちに
正
(
せい
)
直
(
ちょく
)
に、
他
(
ほか
)
に
好
(
す
)
きな
人
(
ひと
)
のいる
彼
(
かれ
)
を
愛
(
あい
)
して
続
(
つづ
)
ける。それでいいと
思
(
おも
)
いますよ。それしかないでしょう。
心
(
こころ
)
静
(
しず
)
かに
考
(
かんが
)
えてみてください。
愛
(
あい
)
することと
愛
(
あい
)
されることが
一致
(
いっち
)
しなくても、それでも
愛
(
あい
)
することはできます。あなたの
世界
(
せかい
)
には
彼
(
かれ
)
しかいないのだから、
今
(
いま
)
は
別
(
べつ
)
の
人
(
ひと
)
のことなんか
目
(
め
)
にも
入
(
はい
)
らないでしょう。
別
(
べつ
)
の
人
(
ひと
)
を
探
(
さが
)
すなんて、できっこありません。それが
恋
(
こい
)
というものです。
成績
(
せいせき
)
が
下
(
さ
)
がろうと、
友
(
とも
)
だちとうまくいかなくなろうと、まだまだ
彼
(
かれ
)
を
思
(
おも
)
いつづけなさい。それが
私
(
わたし
)
のアドレスです。
問69:
「
相談者
(
そうだんしゃ
)
」が
迷
(
まよ
)
っていることは
何
(
なに
)
か。
彼
(
かれ
)
に
自分
(
じぶん
)
の
本当
(
ほんとう
)
の
気持
(
きも
)
ちを
伝
(
つた
)
えるかどうか
彼
(
かれ
)
のことはあきらめて、
勉強
(
べんきょう
)
をするかどうか
彼
(
かれ
)
の
恋人
(
こいびと
)
に「
他
(
ほか
)
の
人
(
ひと
)
を
見
(
み
)
つけてください」と
伝
(
つた
)
えるかどうか
彼
(
かれ
)
のことはあきめて、
他
(
ほか
)
の
人
(
ひと
)
を
探
(
さが
)
すかどうか
問70:
「
相談者
(
そうだんしゃ
)
」の
相談
(
そうだん
)
に
対
(
たい
)
するA,Bの
回答
(
かいとう
)
について、
正
(
ただ
)
しいのはどれか。
AもBも、
彼
(
かれ
)
の
気持
(
きも
)
ちは
変
(
か
)
わらないから、
彼
(
かれ
)
のことを
忘
(
わす
)
れたほうがいいと
言
(
い
)
っている。
AもBも、
彼
(
かれ
)
を
忘
(
わす
)
れるのは
難
(
むずか
)
しいが、
他
(
ほか
)
の
人
(
ひと
)
を
探
(
さが
)
すべきだと
言
(
い
)
っている。
Aは
相談者
(
そうだんしゃ
)
の
考
(
かんが
)
えを
否定
(
ひてい
)
する
意見
(
いけん
)
を
述
(
の
)
べ、Bは
相談者
(
そうだんしゃ
)
の
考
(
かんが
)
えに
理解
(
りかい
)
を
示
(
しめ
)
している。
Aは
相談者
(
そうだんしゃ
)
の
考
(
かんが
)
えに
理解
(
りかい
)
を
示
(
しめ
)
し,Bは
相談者
(
そうだんしゃ
)
の
考
(
かんが
)
ええを
否定
(
ひてい
)
する
意見
(
いけん
)
を
述
(
の
)
べている。
問題 7
次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして、最もよいものを1・2・3・4から 一つ 選びなさい。
地方
(
ちほう
)
自治体
(
じちたい
)
が
管理
(
かんり
)
・
運営
(
うんえい
)
する
公立
(
こうりつ
)
病院
(
びょういん
)
は
日本
(
にほん
)
におよそ1000
存在
(
そんざい
)
する。そのうち
半数
(
はんすう
)
以上
(
いじょう
)
が
赤字
(
あかじ
)
を
抱
(
かか
)
えており、その
総額
(
そうがく
)
は1
兆
(
ちょう
)
3000
憶
(
おく
)
万以上
(
まんいじょう
)
(2000
年
(
ねん
)
時点
(
じてん
)
)にもなるという。
赤字
(
あかじ
)
に
苦
(
くる
)
しむ
全国
(
ぜんこく
)
の
公立
(
こうりつ
)
病院
(
びょういん
)
関係者
(
かんけいしゃ
)
から
注目
(
ちゅうもく
)
を
集
(
あつ
)
める
人
(
にん
)
物
(
ぶつ
)
がいる。
坂出市立
(
さかいでしりつ
)
病院
(
びょういん
)
長
(
ちょう
)
の
塩谷
(
しおたに
)
泰一
(
たいいち
)
さんだ。
1947
年
(
ねん
)
に
開設
(
かいせつ
)
して
以来
(
いらい
)
、
半世紀
(
はんせいき
)
以上
(
いじょう
)
の
歴史
(
れきし
)
を
持
(
も
)
つ
坂出市立
(
さかいでしりつ
)
病院
(
びょういん
)
は、
人口
(
じんこう
)
6
万
(
まん
)
の
坂出市民
(
さかいでしみん
)
の
健康
(
けんこう
)
を
守
(
まも
)
り
続
(
つづ
)
けてきた
総合
(
そうごう
)
病院
(
びょういん
)
だ。しかし、
各地
(
かくち
)
の
公立
(
こうりつ
)
病院
(
びょういん
)
と
同
(
どう
)
様
(
さま
)
に
赤字
(
あかじ
)
に
苦
(
くる
)
しみ、
塩谷
(
しおたに
)
さんが
院長
(
いんちょう
)
に
就任
(
しゅうにん
)
した1991
年
(
ねん
)
当時
(
とうじ
)
の
累積
(
るいせき
)
赤字
(
あかじ
)
は25
億円
(
おくえん
)
。
経営
(
けいえい
)
状態
(
じょうたい
)
は
全国
(
ぜんこく
)
で
最悪
(
さいあく
)
の
病院
(
びょういん
)
だった。
同時
(
どうじ
)
44
歳
(
さい
)
だった
塩谷
(
しおたに
)
さんは、
経営
(
けいえい
)
状態
(
じょうたい
)
を
知
(
し
)
らされないまま
院長
(
いんちょう
)
の
座
(
ざ
)
についた。
院長
(
いんちょう
)
になった
初日
(
しょにち
)
に、
事実
(
じじつ
)
を
知
(
し
)
ったという
塩谷
(
しおたに
)
さん。さらに1
週間
(
しゅうかん
)
後
(
ご
)
には
政府
(
せいふ
)
から
廃止
(
はいし
)
の(
注
(
ちゅう
)
)
勧告
(
かんこく
)
が
来
(
き
)
た。
院長
(
いんちょう
)
に
就任
(
しゅうにん
)
したとたんに
襲
(
おそ
)
ってきた、
病院
(
びょういん
)
存亡
(
そんぼう
)
の
危機
(
きき
)
。
塩谷
(
しおたに
)
さんは
必死
(
ひっし
)
に
改革
(
かいかく
)
に
取
(
と
)
り
組
(
く
)
んだ。まず、
全職員
(
ぜんしょくいん
)
との
対話
(
たいわ
)
から
始
(
はじ
)
め、そして2
年
(
ねん
)
目
(
め
)
に
病院
(
びょういん
)
の「
基本
(
きほん
)
理念
(
りねん
)
」を
掲
(
かか
)
げた。「
市民
(
しみん
)
の
健康
(
けんこう
)
な
生活
(
せいかつ
)
を
支
(
ささ
)
える
中心
(
ちゅうしん
)
な
役割
(
やくわり
)
を
果
(
か
)
たすべし」「
医療
(
いりょう
)
の
使命
(
しめい
)
に
情熱
(
じょうねつ
)
を
燃
(
も
)
やす
職員
(
しょくいん
)
の
集団
(
しゅうだん
)
であるべし」。
赤字
(
あかじ
)
状態
(
じょうたい
)
を”
日常
(
にちじょう
)
”として
受
(
う
)
け
入
(
い
)
れていた
職員
(
しょくいん
)
たちに
向
(
む
)
けて、
塩谷
(
しおたに
)
さんは「
変
(
か
)
わろうじゃないか」というメッセージを
送
(
おく
)
ったのだ。
しかし、それまでのやり
方
(
かた
)
に
慣
(
な
)
れていた
医師
(
いし
)
たちは
猛反対
(
もうはんたい
)
。
同時
(
どうじ
)
を
知
(
し
)
る
副院長
(
ふくいんちょう
)
は「それまで
自分
(
じぶん
)
たちがやってきたことが
全面的
(
ぜんめんてき
)
に
否定
(
ひてい
)
された。
私
(
わたし
)
も
含
(
ふく
)
めて
反発
(
はんぱつ
)
を
持
(
も
)
っていなかったといえば
嘘
(
うそ
)
になる」と
率直
(
そっちょく
)
に
話
(
はなし
)
った。
事実
(
じじつ
)
、
多
(
おお
)
くの
医師
(
いし
)
が
病院
(
びょういん
)
を
去
(
さ
)
って
行
(
い
)
った。しかし、
塩谷
(
しおたに
)
さんの
改革
(
かいかく
)
患者
(
かんじゃ
)
たちの
支持
(
しじ
)
を
得
(
え
)
た。「
前
(
まえ
)
に
比
(
くら
)
べて
先生
(
せんせい
)
も
良
(
よ
)
くなったし、
看護師
(
かんごし
)
さんも
良
(
よ
)
くなった」とある
音声
(
おんせい
)
患者
(
かんじゃ
)
は
言
(
い
)
う。
意識
(
いしき
)
改革
(
かいかく
)
に
続
(
つづ
)
いて、
収入面
(
しゅうにゅうめん
)
の
改革
(
かいかく
)
にも
着手
(
ちゃくしゅ
)
した。
差額
(
さがく
)
ベッドを
増
(
ふ
)
やしたり
給食
(
きゅうしょく
)
を
温
(
あたた
)
かい
状態
(
じょうたい
)
で
出
(
だ
)
せるようにするなど、
赤字
(
あかじ
)
からの
要望
(
ようぼう
)
が
高
(
たか
)
いサービスを
充実
(
じゅうじつ
)
させて、
診療
(
しんりょう
)
報酬
(
ほうしゅう
)
の
点数
(
てんすう
)
をアップした。
収入
(
しゅうにゅう
)
は
増
(
ふ
)
え、
赤字
(
あかじ
)
はきれいに
解消
(
かいしょう
)
した。
「
経営
(
けいえい
)
の
安定
(
あんてい
)
なくして
良質
(
りょうしつ
)
な
医療
(
いりょう
)
なし」という
信念
(
しんねん
)
を
持
(
も
)
つ
塩谷
(
しおたに
)
さん。
患者
(
かんじゃ
)
、そして
地域
(
ちいき
)
住民
(
じゅうみん
)
のために
存在
(
そんざい
)
する
公立
(
こうりつ
)
病院
(
びょういん
)
の
原点
(
げんてん
)
がここにある。
勧告
(
かんこく
)
:
進
(
すす
)
めること。おすすめ
問71:
塩谷
(
しおたに
)
さんが
初
(
はじ
)
めてこの
病院
(
びょういん
)
の
院長
(
いんちょう
)
になった
日
(
ひ
)
に、
何
(
なに
)
があったか。
病院
(
びょういん
)
の
経営
(
けいえい
)
が
赤字
(
あかじ
)
の
状態
(
じょうたい
)
だと
知
(
し
)
らされた。
政府
(
せいふ
)
から
病院
(
びょういん
)
を
廃止
(
はいし
)
するように
勧
(
すす
)
められた。
病院
(
びょういん
)
の
全職員
(
ぜんしょくいん
)
と
会
(
あ
)
った
対話
(
たいわ
)
をさせられた。
日本
(
にほん
)
で
最悪
(
さいあく
)
の
病院
(
びょういん
)
としてマスコミに
発
(
はつ
)
表
(
ひょう
)
された。
問72:
「
医師
(
いし
)
たちは
猛反対
(
もうはんたい
)
」とあるが、なぜ
反対
(
はんたい
)
したのか。
院長
(
いんちょう
)
に、
自分
(
じぶん
)
たちが
嘘
(
うそ
)
をついていると
言
(
い
)
われたから。
院長
(
いんちょう
)
によって、
自分
(
じぶん
)
たちが
全面的
(
ぜんめんてき
)
に
不定
(
ふてい
)
されたから。
院長
(
いんちょう
)
によって、
多
(
おお
)
くの
医師
(
いし
)
が
辞
(
や
)
めさせられたから。
患者
(
かんじゃ
)
たちは、
院長
(
いんちょう
)
を
全面的
(
ぜんめんてき
)
に
支持
(
しじ
)
したから。
問73:
塩谷
(
しおたに
)
さんの
考
(
かんが
)
えとして
正
(
ただ
)
しいものは、どれか。
経営
(
けいえい
)
状態
(
じょうたい
)
を
改善
(
かいぜん
)
するためには、まず
赤字
(
あかじ
)
状態
(
じょうたい
)
に
慣
(
な
)
れる
必要
(
ひつよう
)
がある。
医療
(
いりょう
)
もまだビジネスであり、
収入
(
しゅうにゅう
)
を
増
(
ふ
)
やすことが
一番
(
いちばん
)
大事
(
だいじ
)
である。
質
(
しつ
)
の
高
(
たか
)
い
医療
(
いりょう
)
を
行
(
おこな
)
うためには、
安定
(
あんてい
)
した
経営
(
けいえい
)
が
必要
(
ひつよう
)
である。
良
(
よ
)
い
医師
(
いし
)
や
良
(
よ
)
い
看護師
(
かんごし
)
が
増
(
ふ
)
えれば、
病院
(
びょういん
)
の
収入
(
しゅうにゅう
)
も
増
(
ふ
)
えてくる。
問題 8
下は、「留学生向け求人情報の案内」である。下の問いに対する答えとして、最もよいものを1・2・3・4から一つ 選びなさい。