日本語能力試験 N3
言語知識 (文法・読解)
問題 1
つぎの文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
問01:
きのう
何時
(
なんじ
)
( )
仕事
(
しごと
)
をしていたんですか。
までで
までも
までに
まで
問02:
薬
(
くすり
)
を
飲
(
の
)
んだのに、
治
(
なお
)
る( )よけいにひどくなってしまった。
どころか
ところが
ところで
ばかりか
問03:
だれもやってくれないから、
自分
(
じぶん
)
で( )。
やらせてもらう
やるわけにはいかない
やるはずです
やらざるをえない
問04:
コンピューターを
買
(
か
)
った( )、なかなか
使
(
つか
)
いこなせない。
くせに
ものの
ものを
どころか
問05:
もうお
酒
(
さけ
)
は
飲
(
の
)
まないと
決
(
き
)
めた( )、どんなに
誘
(
さそ
)
われても
絶対
(
ぜったい
)
にそれを
守
(
まも
)
りたい。
わけは
以内
(
いない
)
は
うちは
以上
(
いじょう
)
は
問06:
あの
人
(
ひと
)
の
話
(
はなし
)
は
何回
(
なんかい
)
( )
分
(
わ
)
かりません。
聞
(
き
)
くと
聞
(
き
)
いたら
聞
(
き
)
いては
聞
(
き
)
いても
問07:
彼女
(
かのじょ
)
はその
子
(
こ
)
を
自分
(
じぶん
)
の
息子
(
むすこ
)
( )
可愛
(
かわい
)
がっています。
ように
ような
みたいに
みたいな
問08:
この
薬
(
くすり
)
を( )いつも
眠
(
ねむ
)
くなります。
飲
(
の
)
んだら
飲
(
の
)
むと
飲
(
の
)
めば
飲
(
の
)
むなら
問09:
旅行
(
りょこう
)
に
行
(
い
)
くときお
金
(
かね
)
( )おれば
何
(
なに
)
も
心配
(
しんぱい
)
ありません。
さえ
しか
ばかり
だけ
問10:
日本語
(
にほんご
)
を
教
(
おし
)
えてください。( )
英語
(
えいご
)
を
教
(
おし
)
えてあげましょう。
それに
それでも
そのかわり
そのうちに
問11:
誰
(
だれ
)
かが
読
(
よ
)
んでいるような( )。
気
(
き
)
になる
気
(
き
)
がする
気
(
き
)
にかける
気
(
き
)
が
散
(
ち
)
る
問12:
このビルをたてるの( )3
年
(
ねん
)
かかりました。
を
に
と
か
問13:
そんなゆめの( )
話
(
はなし
)
は、うそだと
思
(
おも
)
います。
ようで
ような
ように
ようの
問題 2
つぎの文の
★
に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
問14:
このところ、 __ __ ★ __ の
天気
(
てんき
)
が
続
(
つづ
)
いています。
曇
(
くも
)
り
しない
はっきり
がち
問15:
__ __ ★ __ 、ぜひこの
展覧会
(
てんらんかい
)
を
見
(
み
)
たいものだ。
ない
だから
機会
(
きかい
)
めったに
問16:
風邪
(
かぜ
)
を
引
(
ひ
)
いたけれど。
医者
(
いしゃ
)
へ __ __ ★ __ 。
という
ではなかった
行
(
い
)
く
ほど
問17:
たいてい
込
(
こ
)
んでいるこの
電車
(
でんしゃ
)
でも、 __ __ ★ __ 。
によっては
います
空
(
あ
)
いて
時間
(
じかん
)
問18:
みなさんの
心
(
こころ
)
を __ __ ★ __ このような
成果
(
せいか
)
を
収
(
おさ
)
めることができなかったでしょう。
援助
(
えんじょ
)
には
こめた
なし
問題 3
つぎの文章を読んで、文全体の内容を考えて、[19]から[23]の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
今日
(
きょう
)
はお
父
(
とう
)
さんの
六十五回目
(
ろくじゅうごかいめ
)
の
誕生日
(
たんじょうび
)
ですね。
遠
(
とお
)
く
日本
(
にほん
)
からお
祝
(
いわ
)
いいたします。お
父
(
とう
)
さんが
六十五歳
(
ろくじゅうごさい
)
、お
母
(
かあ
)
さんが
六十歳
(
ろくじゅうさい
)
、お
二人
(
ふたり
)
が
健康
(
けんこう
)
でいらっしゃるのは、[19]
嬉
(
うれ
)
しいことです。
妹
(
いもうと
)
も
去年
(
きょねん
)
よめに
行
(
い
)
き、
私
(
わたし
)
も
日本
(
にほん
)
で
暮
(
く
)
らしていて、
今
(
いま
)
では
二人
(
ふたり
)
だけの
家
(
いえ
)
[20]。
以前
(
いぜん
)
のようににぎやかな
誕生日
(
たんじょうび
)
とは
参
(
まい
)
りませんでしょうが、お
母
(
かあ
)
さんの
作
(
つく
)
ったごちそうで、
誰
(
だれ
)
からも
邪魔
(
じゃま
)
される[21]、
静
(
しず
)
かなよい
誕生日
(
たんじょうび
)
を
迎
(
むか
)
えられたことと
思
(
おも
)
います。
お
父
(
とう
)
さんの
誕生日
(
たんじょうび
)
のお
祝
(
いわ
)
いに、
今日
(
きょう
)
日本
(
にほん
)
の
茶碗
(
ちゃわん
)
を
贈
(
おく
)
りいたしました。お
母
(
かあ
)
さんのと、
二
(
ふた
)
つで
一
(
ひと
)
つになっています。お
父
(
とう
)
さんとお
母
(
かあ
)
さんが、いつまでもなかよく
健康
(
けんこう
)
で[22]、という
意味
(
いみ
)
があるそうです。
船便
(
ふなびん
)
で
送
(
おく
)
りましたので、
中国
(
ちゅうごく
)
に
着
(
つ
)
くまでには、いヶ
月
(
げつ
)
くらいかかると
思
(
おも
)
いますが、どうぞその
茶碗
(
ちゃわん
)
でごちそうを
食
(
た
)
べて、いつまでもお
元気
(
げんき
)
でいらしてください。
日
(
ひ
)
ごろはお
母
(
かあ
)
さんに
心配
(
しんぱい
)
ばかりおかけし、
何
(
なに
)
もして
差
(
さ
)
し
上
(
あ
)
げられませんが、
遠
(
とお
)
く
日本
(
にほん
)
へ
来
(
き
)
てから、お
父
(
とう
)
さんやお
母
(
かあ
)
さんのあたたかさが[23]。
日本
(
にほん
)
の
大学
(
だいがく
)
を
卒業
(
そつぎょう
)
したら、
中国
(
ちゅうごく
)
へ
帰
(
かえ
)
って、せいぜい
親孝行
(
おやこうこう
)
したいと
思
(
おも
)
っております。
これから
寒
(
さむ
)
くなりますので、
風邪
(
かぜ
)
など
引
(
ひ
)
かれませんようにご
注意
(
ちゅうい
)
ください。
問19:
これらは
それより
そういうのは
何
(
なに
)
よりも
問20:
にしました
です
になりました
でした
問21:
のではなく
こともなく
ではない
こともない
問22:
いられるように
いられるために
いるように
いるために
問23:
よくわかる
よくわかるのです
よくわかるようにする
よくわかるようになりました
問題 4
つぎの(1)から(4)の文章を 読んで、質問に 答えてください。1・2・3・4から 最も よいものを 一つ えらびください。
(1)
われわれの
体
(
からだ
)
に
普通
(
ふつう
)
気
(
き
)
がつかないような
工夫
(
こうふ
)
がたくさん
潜
(
ひそ
)
んでいる。
足
(
あし
)
の
裏
(
うら
)
は
何
(
なに
)
も
感
(
かん
)
じないようにセットされているが、
靴
(
くつ
)
の
中
(
なか
)
や
靴下
(
くつした
)
の
中
(
なか
)
に1ミリの
異物
(
いぶつ
)
でもあると
敏感
(
びんかん
)
なシステムが
作動
(
さどう
)
する。
普段
(
ふだん
)
はその
敏感
(
びんかん
)
なシステムがオフになっているのだ。オフにしておかないと、
靴下
(
くつした
)
の
感触
(
かんしょく
)
をいつも
感
(
かん
)
じてしまい、
何
(
なに
)
もできなくなる。
赤
(
あか
)
ちゃんの
手
(
て
)
のひらを
強
(
つよ
)
く
押
(
お
)
すと、
口
(
くち
)
が
開
(
ひら
)
く、などというもの、
隠
(
かく
)
れたシステムである。これは
手
(
て
)
と
口
(
くち
)
が
密接
(
みっせつ
)
な
情報
(
じょうほう
)
関係
(
かんけい
)
を
持
(
も
)
っていることを
暗示
(
あんじ
)
する
例
(
れい
)
で、
大人
(
おとな
)
になるにつれて、この
関係
(
かんけい
)
が
鈍化
(
どんか
)
する。
問24:
人間
(
にんげん
)
の
足
(
あし
)
の
裏
(
うら
)
に
関
(
かん
)
する
説明
(
せつめい
)
として、
適当
(
てきとう
)
なものはどれか。
人間
(
にんげん
)
の
足
(
あし
)
の
裏
(
うら
)
は
普段
(
ふだん
)
何
(
なに
)
も
感
(
かん
)
じないが、
異物
(
いぶつ
)
の
存在
(
そんざい
)
は
敏感
(
びんかん
)
に
感
(
かん
)
じ
取
(
と
人間
(
にんげん
)
の
足
(
あし
)
の
裏
(
うら
)
には
体
(
からだ
)
に
中
(
なか
)
でも
特
(
とく
)
に
敏感
(
びんかん
)
なシステムがあり、
常
(
つね
)
に
動
(
どう
)
作
(
さく
)
している。
人間
(
にんげん
)
は、
足
(
あし
)
の
裏
(
うら
)
に
安定
(
あんてい
)
した
感触
(
かんしょく
)
を
感
(
かん
)
じしていないと、
何
(
なに
)
も
出来
(
でき
)
なくなってしまう。
人間
(
にんげん
)
の
足
(
あし
)
の
裏
(
うら
)
が、
靴下
(
くつした
)
の
感触
(
かんしょく
)
を
常
(
つね
)
に
感
(
かん
)
じているのは
赤
(
あか
)
ちゃんの
時
(
とき
)
だけである。
(2)
ものを
考
(
かんが
)
え、
記録
(
きろく
)
し転達するということは、
人間
(
にんげん
)
の
特徴
(
とくちょう
)
の
一
(
ひと
)
つであり、したがって、
人間
(
にんげん
)
の
生活
(
せいかつ
)
時間
(
じかん
)
の
中
(
なか
)
で、かなりの
部分
(
ぶぶん
)
を
占
(
し
)
めているし、それが、
職業
(
しょくぎょう
)
となることも
珍
(
めずら
)
しくない。
職業
(
しょくぎょう
)
であるかどうかにかかわらず、こういう
知的
(
ちてき
)
生産
(
せいさん
)
の
能率
(
のうりつ
)
を
高
(
たか
)
めることには、かなり
広
(
ひろ
)
い
関心
(
かんしん
)
があると
思
(
おも
)
われる。
だが、
人間
(
にんげん
)
は
知的
(
ちてき
)
生産
(
せいさん
)
を、
自分
(
じぶん
)
の
身体
(
しんたい
)
を
使
(
つか
)
いさまざまな(メディアを
含
(
ふく
)
めて)
道具
(
どうぐ
)
を
使
(
つか
)
って
行
(
い
)
こうのであるから、その
能率
(
のうりつ
)
は、
身体
(
しんたい
)
が
置
(
お
)
かれた
状況
(
じょうきょう
)
(
条件
(
じょうけん
)
)と
道具
(
どうぐ
)
の
性質
(
せいしつ
)
に
左右
(
さゆう
)
されるところが
大
(
おお
)
きい。
問25:
作者
(
さくしゃ
)
は
一番
(
いちばん
)
言
(
い
)
いたがったのはどれか。
ものを
考
(
かんが
)
え、それを
記録
(
きろく
)
し、転達することを
職業
(
しょくぎょう
)
としている
人
(
ひと
)
も
多
(
おお
)
い。
知的
(
ちてき
)
生産
(
せいさん
)
がうまく
運
(
はこ
)
ぶかどうかは、
人間
(
にんげん
)
自身
(
じしん
)
の
条件
(
じょうけん
)
と
道具
(
どうぐ
)
に
左右
(
さゆう
)
されることが
大
(
おお
)
きい。
知的
(
ちてき
)
生産
(
せいさん
)
の
能率
(
のうりつ
)
を
高
(
たか
)
める
事
(
こと
)
に
関心
(
かんしん
)
を
持
(
も
)
っている
人
(
ひと
)
が
多
(
おお
)
い。
知的
(
ちてき
)
生産
(
せいさん
)
の
能率
(
のうりつ
)
を
高
(
たか
)
めるには、
人間
(
にんげん
)
自身
(
じしん
)
の
条件
(
じょうけん
)
を
整
(
ととの
)
え、よりうまく
道具
(
どうぐ
)
を
使
(
つか
)
うことである。
(3)
世界
(
せかい
)
は
異常
(
いじょう
)
気象
(
きしょう
)
に
見舞
(
みま
)
われている。
農作物
(
のうさくぶつ
)
にも
大
(
おお
)
きな
影響
(
えいきょう
)
が
出
(
で
)
た。ペルー
沖縄
(
おきなわ
)
域
(
いき
)
では
春
(
はる
)
から
海水温
(
かいすいおん
)
の
高
(
たか
)
い
状態
(
じょうたい
)
が
続
(
つづ
)
いている。いわゆる「エルニーニュ
現象
(
げんしょう
)
」だ。は
二年
(
にねん
)
から
七年
(
ななねん
)
おきに
発生
(
はっせい
)
する、このままの
海水
(
かいすい
)
状態
(
じょうたい
)
が
続
(
つづ
)
けば、( )。この
現象
(
げんしょう
)
は
予測
(
よそく
)
ができまいだけに
頭
(
あたま
)
の
痛
(
いた
)
い
問題
(
もんだい
)
だ。この
現象
(
げんしょう
)
は
異常気象
(
いじょうきしょう
)
の
原因
(
げんいん
)
になる
心配
(
しんぱい
)
されている。「エルニーニュ現象」は二年から七年おきに発生する、このままの海水状態が続けば、( )。この現象は予測ができまいだけに頭の痛い問題だ。
問26:
( )の
中
(
なか
)
には
次
(
つぎ
)
のどれの
分
(
ぶん
)
が
入
(
はい
)
るか。
日本
(
にほん
)
でも
冷夏
(
れいか
)
や
暖冬
(
だんとう
)
が
心配
(
しんぱい
)
されることになる
水温
(
すいおん
)
がさらに
上昇
(
じょうしょう
)
し、
魚
(
さかな
)
が
死
(
し
)
んでしまう
次
(
つぎ
)
のエルニーニュは
三年
(
さんねん
)
後
(
ご
)
だと
思
(
おも
)
われる
予測
(
よそく
)
するために
資金
(
しきん
)
を
調達
(
ちょうたつ
)
しなければならない
(4)
午前
(
ごぜん
)
3
時
(
じ
)
に
電話
(
でんわ
)
のベルがなった。
眠
(
ねむ
)
い
目
(
め
)
をこすりながら
電話
(
でんわ
)
を
出
(
で
)
ると、いきなり「いつまでピアノの
練習
(
れんしゅう
)
をしているの。うるさくて、眠れないじゃない。」と女性の怒鳴り声。
朝
(
あさ
)
の3
時
(
じ
)
に、しかも
名前
(
なまえ
)
を
言
(
い
)
わないのは
失礼
(
しつれい
)
だと
思
(
おも
)
ったが、
相手
(
あいて
)
の
名前
(
なまえ
)
を
聞
(
き
)
いて、
静
(
しず
)
かに
電話
(
でんわ
)
を
切
(
き
)
った。
翌日
(
よくじつ
)
の
午前
(
ごぜん
)
3
時
(
じ
)
ちょうど、
今度
(
こんど
)
は
私
(
わたし
)
が
電話
(
でんわ
)
をかけた。もちろん、こちらの
名前
(
なまえ
)
を
言
(
い
)
ってから
話
(
はな
)
し
始
(
はじ
)
めた。「
私
(
わたし
)
はピアノを
持
(
も
)
っていませんし、
弾
(
ひ
)
くこともできません。昨日のお電話、なにかの間違いではありませんか。」
問27:
「
私
(
わたし
)
」は「
女性
(
じょせい
)
」の
家
(
いえ
)
に
電話
(
でんわ
)
をかけて、
相手
(
あいて
)
に
何
(
なに
)
を
伝
(
つた
)
えたかったか。
昨日
(
きのう
)
電話
(
でんわ
)
をもらってうれしかったこと
相手
(
あいて
)
の
電話
(
でんわ
)
が
迷惑
(
めいわく
)
で
失礼
(
しつれい
)
だったこと
「
私
(
わたし
)
」がピアノの
練習
(
れんしゅう
)
をやめたこと
ピアノでとても
迷惑
(
めいわく
)
をかけたこと
問題 5
つぎの(1)から(2)の文章を 読んで、質問に 答えてください。1・2・3・4から 最も よいものを 一つ えらびください。
(1)
日常
(
にちじょう
)
生活
(
せいかつ
)
で、
私
(
わたし
)
たちは「
論理
(
ろんり
)
の
飛躍
(
ひやく
)
」という
言葉
(
ことば
)
をよく
使
(
つか
)
う。
例
(
れい
)
1メキシコ
人
(
じん
)
のカルロスも、とても
陽気
(
ようき
)
な
人
(
ひと
)
だった。
メキシコ
人
(
じん
)
のカルロスも、とても陽気な
人
(
ひと
)
だった。
→メキシコ
人
(
じん
)
はみんな
陽気
(
ようき
)
なのだ。
このような
推論
(
すいろん
)
は、
論理
(
ろんり
)
的
(
てき
)
には
飛躍
(
ひやく
)
している。しかし、
私
(
わたし
)
たちはしばしばこうした推論をするし、まったくの
誤
(
あやま
)
りとも
言
(
い
)
えないように
思
(
おも
)
える。
ここで、「
演繹
(
えんえき
)
」と「
帰納
(
きのう
)
」という
二
(
ふた
)
つの推論の
区別
(
くべつ
)
をする
必要
(
ひつよう
)
が
出
(
で
)
てくる。
演繹
(
えんえき
)
(deduction)とは、
前提
(
ぜんてい
)
が
真
(
しん
)
であれば
結論
(
けつろん
)
も
必
(
かなら
)
ず
真
(
しん
)
となるようなタイプの推論である。
演繹
(
えんえき
)
では、
結論
(
けつろん
)
で
述
(
の
)
べている
内容
(
ないよう
)
は、
実
(
じつ
)
は
前提
(
ぜんてい
)
の
中
(
なか
)
に
暗黙
(
あんもく
)
に
含
(
ふく
)
まれている。
例
(
れい
)
2 すべてのメキシコ
人
(
ひと
)
である。
カルロスはメキシコ
人
(
じん
)
である。
→カルロスは
陽気
(
ようき
)
である。
第一
(
だいいち
)
前提
(
ぜんてい
)
の「すべてのメキシコ
人
(
じん
)
」の
中
(
なか
)
にはカルロスも
含
(
ふく
)
まれているのだから、
結論
(
けつろん
)
でカルロスは
陽気
(
ようき
)
であるというのは、「あたりまえ」「
必然的
(
ひつぜんてき
)
」であり、
何
(
なに
)
ら
新
(
あたら
)
しい
情報
(
じょうほう
)
をもたらしてはいない。それに
対
(
たい
)
して、
例
(
れい
)
1では、
結論
(
けつろん
)
で
言
(
い
)
っていることが、
前提
(
ぜんてい
)
に
含
(
ふく
)
まれている
内容
(
ないよう
)
を
明
(
あき
)
らかに
超
(
こ
)
えている。そして
二
(
ふた
)
つの
前提
(
ぜんてい
)
が( )。このような推論が
帰納
(
きのう
)
(induction)である。いわば「
一
(
いち
)
を
聞
(
き
)
いて
十
(
じゅう
)
を
知
(
し
)
る」のが
帰納
(
きのう
)
であり、そのうちいくつか(
何回
(
なんかい
)
か)は
誤
(
あやま
)
っているかもしれないという
危険
(
きけん
)
がつきまとっている。
帰納
(
きのう
)
の
中
(
なか
)
でもよく
行
(
おこな
)
われるものが、
例
(
れい
)
1のように、いくつかの
事例
(
じれい
)
から
一般的
(
いっぱんてき
)
な
結論
(
けつろん
)
を
導
(
みちび
)
く
一般化
(
いっぱんか
)
(generalization)である。
帰納
(
きのう
)
と
言
(
い
)
えば
一般
(
いっぱん
)
化
(
か
)
を
指
(
さ
)
すこともあるが、
広義
(
こうぎ
)
には「 ( A )とは ( B ) でない推論の
全
(
すべ
)
て」のことである。(
市川
(
いちかわ
)
伸
(
しん
)
ー
中公新書
(
ちゅうこうしんしょ
)
より)
問28:
( )に
入
(
はい
)
る
文
(
ぶん
)
はどれか。
真
(
しん
)
であっても、
結論
(
けつろん
)
が
真
(
しん
)
であるとは
限
(
かぎ
)
らない
真
(
しん
)
でなくても、
結論
(
けつろん
)
は
真
(
しん
)
である
真
(
しん
)
であれば、
結論
(
けつろん
)
は
真
(
しん
)
でない
一
(
ひと
)
つ
真
(
しん
)
であれば、
結論
(
けつろん
)
は
真
(
しん
)
である
問29:
( A ) ( B )にはどんな
言葉
(
ことば
)
が
入
(
はい
)
るか。
A:
演繹
(
えんえき
)
B:
帰納
(
きのう
)
A:
演繹
(
えんえき
)
B:
一般化
(
いっぱんか
)
A:
帰納
(
きのう
)
B:
演繹
(
えんえき
)
A:
帰納
(
きのう
)
B:
一般化
(
いっぱんか
)
問30:
文章
(
ぶんしょう
)
の
内容
(
ないよう
)
と
合
(
あ
)
っているのはどれか。
例
(
れい
)
1の推論は
帰納
(
きのう
)
である。
例
(
れい
)
1の推論は
演繹
(
えんえき
)
である。
例
(
れい
)
2の推論は
帰納
(
きのう
)
である。
例
(
れい
)
2の推論は
一般化
(
いっぱんか
)
である。
(2)
「
勤勉
(
きんべん
)
こそ
美徳
(
みとく
)
である」という
言葉
(
ことば
)
は、21
世紀
(
せいき
)
には
死語
(
しご
)
いしたい。「心豊かに生きることこそ美徳である」という言葉をそれに代えたい。
これまで
日本人
(
にほんじん
)
はよく
働
(
はたら
)
く
国民
(
こくみん
)
であると
世界的
(
せかいてき
)
に
評価
(
ひょうか
)
されてきた。ところが、
最近
(
さいきん
)
は①
事情
(
じじょう
)
がだいぶ
変
(
か
)
わってきた
。
働
(
はたら
)
くことだけに
一生
(
いっしょう
)
を
費
(
つい
)
やしてしまう
日本人
(
にほんじん
)
は「
働
(
はたら
)
きばち」とたとえられ、
非難
(
ひなん
)
の
対象
(
たいしょう
)
にさえなっている。もちろん、「
働
(
はたら
)
きばち」にも②
言
(
い
)
いわけ
がないわけではない。
狭
(
せま
)
い
国土
(
こくど
)
、
高
(
たか
)
い
人口
(
じんこう
)
密度
(
みつど
)
、
乏
(
とぼ
)
しい
地下
(
ちか
)
資源
(
しげん
)
。
日本
(
にほん
)
という
国
(
くに
)
が
生
(
い
)
き
延
(
の
)
びてくには、とにかく
働
(
はたら
)
くしかなかったのである。これを
支
(
ささ
)
えてきたのは
勤勉
(
きんべん
)
以外
(
いがい
)
の
何
(
なに
)
ものでもない。
しかし、そうは
言
(
い
)
っても、
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
というのは
常
(
つね
)
に
働
(
はたら
)
いている。20
世紀
(
せいき
)
の
日本
(
にほん
)
と21
世紀
(
せいき
)
の
日本
(
にほん
)
が
同
(
おな
)
じはずはない。
勤勉
(
きんべん
)
さの
陰
(
かげ
)
で
物
(
ぶつ
)
質的
(
しつてき
)
に
恵
(
めぐ
)
まれた
日本
(
にほん
)
は、そのことを
土台
(
どだい
)
にして
新
(
あたら
)
しい
方向
(
ほうこう
)
へと
進
(
すす
)
んでいかなけれならない。というこれまでの
考
(
かんが
)
え
方
(
かた
)
は、
当然
(
とうぜん
)
、
反省
(
はんせい
)
さらなければならないし、
働
(
はたら
)
きさえすればあとはどうでもいいという
思想
(
しそう
)
も
改
(
あらた
)
めねければならない。たとえば、
過労死
(
かろうし
)
の
問題
(
もんだい
)
。
人間
(
にんげん
)
は
生
(
い
)
きるために
働
(
はたら
)
くべきなのに
働
(
はたら
)
いたために
死
(
し
)
んでしまう
人
(
ひと
)
がいる。
何
(
なに
)
かを
変
(
か
)
えなければならない
時
(
とき
)
に
来
(
き
)
ているのである?そこで
考
(
かんが
)
えられるもとの
一
(
ひと
)
つがコンピューターである。コンピューターという
言葉
(
ことば
)
を
聞
(
き
)
いただけで
何
(
なに
)
か
難
(
むずか
)
しい、
面倒
(
めんどう
)
くさいというイメージを
持
(
も
)
つ
人
(
ひと
)
がいるが、そういう
人
(
ひと
)
に
会
(
あ
)
って
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
いてみると、たいていこれまでの
考
(
かんが
)
え
方
(
かた
)
を
変
(
か
)
えずにコンピューターを
頭
(
あたま
)
から
嫌
(
きら
)
っている。
これまでの
考
(
かんが
)
え
方
(
かた
)
というのは、もちろん「
勤勉
(
きんべん
)
こそ
美徳
(
みとく
)
である」という
考
(
かんが
)
え
方
(
かた
)
である。なぜコンピューターを
使
(
つか
)
うのか、その
最
(
もっと
)
も
大事
(
だいじ
)
なところがきちんと
理解
(
りかい
)
されていない
場合
(
ばあい
)
が
多
(
おお
)
い。つまり、
仕事
(
しごと
)
をこれまでよりもたくさんするためにコンピューターを
使
(
つか
)
うのだと
考
(
かんが
)
えている。しかし、③
これは
大
(
おお
)
きな
間違
(
まちが
)
いである
。
間違
(
まちが
)
いと
言
(
い
)
って
悪
(
わる
)
ければ、
改
(
あらた
)
めるべき
習性
(
しゅうせい
)
と
言
(
い
)
ってもいいかもしれない。
私
(
わたし
)
は
長年
(
ちょうねん
)
、コンピューターの
発展
(
はってん
)
に
努
(
つと
)
めてきたが、まったくその
逆
(
ぎゃく
)
である。
少
(
すこ
)
しでも
皆
(
みな
)
の
仕事
(
しごと
)
量
(
りょう
)
を
減
(
へ
)
らそうと
思
(
おも
)
って
努力
(
どりょく
)
してきたのである。コンピューターの
最大
(
さいだい
)
の
利点
(
りてん
)
は
仕事
(
しごと
)
にかかる
時間
(
じかん
)
を
短縮
(
たんしゅく
)
するということである。たとえば、これまで
二日
(
ふつか
)
かかった
仕事
(
しごと
)
が、コンピューターのおかげで2
時間
(
じかん
)
ですんでしまう。
利用者
(
りようしゃ
)
はこの
点
(
てん
)
をもっとよく
考
(
かんが
)
えてほしい。
後
(
あと
)
の
時間
(
じかん
)
はすべて
遊
(
あそ
)
べとは
言
(
い
)
わないが、
少
(
すく
)
なくても
何時間
(
なんじかん
)
かは
仕事
(
しごと
)
以外
(
いがい
)
のことに
使
(
つか
)
えるはずである。その
何時間
(
なんじかん
)
かをいかに
豊
(
ゆた
)
かに
使
(
つか
)
うかに、これからの
日本
(
にほん
)
がかかっていると
言
(
い
)
っても
過言
(
かごん
)
ではないのである。
問31:
①「
事情
(
じじょう
)
がだいぶ
変
(
か
)
わってきた
」とあるが、これはどういうことか、
次
(
つぎ
)
の
中
(
なか
)
から
最
(
もっと
)
も
適当
(
てきとう
)
なものを
一
(
ひと
)
選
(
えら
)
びなさい。
よく
働
(
はたら
)
く
国民
(
こくみん
)
の
一生
(
いっしょう
)
の
過
(
す
)
ごし
方
(
かた
)
が
変
(
か
)
わった。
世界
(
せかい
)
の
日本人
(
にほんじん
)
に
対
(
たい
)
する
見方
(
みかた
)
が
変
(
か
)
わった。
働
(
はたら
)
くことに
対
(
たい
)
する
日本人
(
にほんじん
)
の
意識
(
いしき
)
が
変
(
か
)
わった。
日本人
(
にほんじん
)
の
働
(
はたら
)
きすぎという
評価
(
ひょうか
)
が
変
(
か
)
わった。
問32:
②「
言
(
い
)
いわけ
」とは、どんな
言
(
い
)
い
分
(
わ
)
けか、
次
(
つぎ
)
の
中
(
なか
)
から
最
(
もっと
)
も
適当
(
てきとう
)
なものを
一
(
ひと
)
つ
選
(
えら
)
ぶなさい。
働
(
はたら
)
きなかった
日本
(
にほん
)
は
生
(
い
)
き
延
(
の
)
びられなかっただろうと
言
(
い
)
い
分
(
わ
)
け。
働
(
はたら
)
かなければ
日本
(
にほん
)
の
国土
(
こくど
)
は
狭
(
せま
)
くなっただろうという
言
(
い
)
い
分
(
わ
)
け。
働
(
はたら
)
かなければ
日本
(
にほん
)
は
生
(
い
)
き
延
(
の
)
びられなかっただろうという
言
(
い
)
い
分
(
わ
)
け。
働
(
はたら
)
かなかったら
日本
(
にほん
)
の
人
(
ひと
)
はますます
増
(
ふ
)
えただろうという
言
(
い
)
い
分
(
わ
)
け。
問33:
③「
これは大きな間違いである
。」とあるが、それはなぜか、
次
(
つぎ
)
のなかから
最
(
もっと
)
も
適当
(
てきとう
)
なものを
一
(
ひと
)
つ
選
(
えら
)
ぶなさい。
コンピューターの
使
(
つか
)
い
方
(
かた
)
をよく
理解
(
りかい
)
する
前
(
まえ
)
にコンピューターを
使
(
つか
)
っているから。
コンピューターを
使
(
つか
)
って
少
(
すこ
)
ししか
仕事
(
しごと
)
をしようとしないから。
コンピューターは
一日
(
いちにち
)
2
時間
(
じかん
)
だけ
使
(
つか
)
うものだから。
コンピューターの
最大
(
さいだい
)
利点
(
りてん
)
は
仕事
(
しごと
)
がたくさんできるから。
問題 6
つぎの文章を読んで、質問に 答えてください。答えは 1・2・3・4から 最もよいものを 一つ えらびなさい。
履歴書
(
りれきしょ
)
に
大学名
(
だいがくめい
)
を
書
(
か
)
かなくても
多
(
おお
)
という
企業
(
きぎょう
)
が
現
(
あらわ
)
れた。レコード
業界
(
ぎょうかい
)
トップのソニーである。
脱
(
だっ
)
学歴
(
がくれき
)
に
踏
(
ふ
)
み
切
(
き
)
った
背景
(
はいけい
)
には、
出身
(
しゅっしん
)
大学
(
だいがく
)
にこだわらず、
個人
(
こじん
)
の
能力
(
のうりょく
)
を
思
(
おも
)
う
存分
(
ぞんぶん
)
に
伸
(
の
)
ばすという
社風
(
しゃふう
)
がもとからあった。
同社
(
どうしゃ
)
は
創業
(
そうぎょう
)
21
年
(
ねん
)
で、
若手
(
わかて
)
グループの
力
(
ちから
)
が、
有能
(
ゆうのう
)
な
若
(
わか
)
いアーチスト(
芸術家
(
げいじゅつか
)
、能工巧匠)を
大量
(
たいりょう
)
にここの
世界
(
せかい
)
に
送
(
おく
)
り
出
(
だ
)
してきたという
実績
(
じっせき
)
を
持
(
も
)
つ。ヒットを
生
(
う
)
むアーチストを
見抜
(
みぬ
)
くには、
学歴
(
がくれき
)
など
何
(
なん
)
の
役
(
やく
)
にも
立
(
た
)
たない。どこの
大学
(
だいがく
)
を
卒業
(
そつぎょう
)
したかではないのだ。
若
(
わか
)
者
(
しゃ
)
たちが
何
(
なに
)
を
求
(
もと
)
めているのか、そして、
彼
(
かれ
)
らが
一体
(
いったい
)
、
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
何
(
なに
)
を
問
(
と
)
いかけているのか、①
それら
を
確
(
たし
)
かにつかむ
先見
(
せんけん
)
の
明
(
めい
)
がこの
会社
(
かいしゃ
)
にはあったのだろう。
「A」
大企業
(
だいきぎょう
)
に
就職
(
しゅうしょく
)
すれば
年功序列
(
ねんこうじょれつ
)
で、
特
(
とく
)
にミスをしなければ
生涯
(
しょうがい
)
安泰
(
あんたい
)
に
暮
(
く
)
らすことができる。いわゆるブランド
志向
(
しこう
)
がまかり
通
(
とお
)
っていた。しかし、そのブランド
志向
(
しこう
)
もいずれ
影
(
かげ
)
をひろめるに
違
(
ちが
)
いない。
「B」
就職
(
しゅうしょく
)
を
目
(
め
)
の
前
(
まえ
)
にした
新卒
(
しんそつ
)
の
学生
(
がくせい
)
たちは、ブランドや
給料
(
きゅうりょう
)
よりはむしろ、やりがいのある
仕事
(
しごと
)
、
充実感
(
じゅうじつかん
)
を
覚
(
おぼ
)
える
仕事
(
しごと
)
への
意識
(
いしき
)
を
強
(
つよ
)
めている。
気
(
き
)
に
入
(
はい
)
らない
仕事
(
しごと
)
はしたくないという
若
(
わか
)
者
(
しゃ
)
が
増
(
ふ
)
えている。
「C」
一方
(
いっぽう
)
、
学歴
(
がくれき
)
に
対
(
たい
)
する
企業
(
きぎょう
)
の
意識
(
いしき
)
もかなり
柔軟
(
じゅうなん
)
になっている。ちなみに、「
日本
(
にほん
)
の100
社
(
しゃ
)
’89」(
日本
(
にほん
)
経済
(
けいざい
)
新聞
(
しんぶん
)
社
(
しゃ
)
)のトップインタビューによると、
期待
(
きたい
)
される
人材
(
じんざい
)
として、「
世界
(
せかい
)
を
相手
(
あいて
)
にする
気概
(
きがい
)
と
体力
(
たいりょく
)
のある
人
(
ひと
)
」「
国際化
(
こくさいか
)
に
積極
(
せっきょく
)
に
挑戦
(
ちょうせん
)
する
人
(
ひと
)
」「やる
気
(
き
)
十分
(
じゅうぶん
)
の
人
(
ひと
)
」「
覇気
(
はき
)
のある
若
(
わか
)
者
(
しゃ
)
」「
個性
(
こせい
)
を
発揮
(
はっき
)
する
創造
(
そうぞう
)
的
(
てき
)
人材
(
じんざい
)
」「
有言
(
ゆうげん
)
実行
(
じっこう
)
型
(
がた
)
」「チャレンジ
意欲
(
いよく
)
のある
若
(
わか
)
者
(
しゃ
)
」「
他分野
(
たぶんや
)
に
挑戦
(
ちょうせん
)
する
活力
(
かつりょく
)
あり
人間像
(
にんげんぞう
)
」「
若
(
わか
)
おじんはだめ」「
信念
(
しんねん
)
と
行動力
(
こうどうりょく
)
の
人
(
ひと
)
」「好奇心と執着心のある人」「大胆な発想のできる人」「アイデアマン」などとなっている。
企業
(
きぎょう
)
自体
(
じたい
)
、
出身
(
しゅっしん
)
大学
(
だいがく
)
よりも
個人
(
こじん
)
の
能力
(
のうりょく
)
や
個性
(
こせい
)
に
重点
(
じゅうてん
)
をおく
採用
(
さいよう
)
方針
(
ほうしん
)
へと
転換
(
てんかん
)
しているのが
現状
(
げんじょう
)
である。
企業
(
きぎょう
)
は
社会
(
しゃかい
)
の
動静
(
どうせい
)
に
鋭
(
するど
)
く
対応
(
たいおう
)
する
姿勢
(
しせい
)
を
見
(
み
)
せている。
「D」とはいえ、
依然
(
いぜん
)
として
有名
(
ゆうめい
)
大学
(
だいがく
)
へと
進学
(
しんがく
)
希望者
(
きぼうしゃ
)
が
殺到
(
さっとう
)
している。
脱学歴
(
だっがくれき
)
社会
(
しゃかい
)
へと
変貌
(
へんぼう
)
している
現実
(
げんじつ
)
を
知
(
し
)
っているか
知
(
し
)
らずか
学校
(
がっこう
)
や
世
(
よ
)
の
母親
(
ははおや
)
達
(
たち
)
は、より
偏差値
(
へんさち
)
を
上
(
あ
)
げなければと、
子供
(
こども
)
たちの
尻
(
しり
)
をたたく。
悲鳴
(
ひめい
)
を
上
(
あ
)
げている
子供
(
こども
)
たちの
声
(
こえ
)
が②
彼
(
かれ
)
ら
には
届
(
とど
)
いていない。その
圧力
(
あつりょく
)
に
耐
(
た
)
えかねて
非行
(
ひこう
)
に
走
(
はし
)
り、
自殺
(
じさつ
)
に
追
(
お
)
い
込
(
こ
)
まれている
子供
(
こども
)
たちがあわれである。
脱学歴
(
だっがくれき
)
社会
(
しゃかい
)
は
着実
(
ちゃくじつ
)
に
進
(
すす
)
んでいるのだ。
偏差値
(
へんさち
)
だけで
人間
(
にんげん
)
を
判断
(
はんだん
)
しない
社会
(
しゃかい
)
になりつつある。
人
(
ひと
)
の
気持
(
きもち
)
の
分
(
わ
)
かる、
人間的
(
にんげんてき
)
に
豊
(
ゆた
)
かな
若
(
わか
)
者
(
しゃ
)
こそ21
世紀
(
せいき
)
の
担
(
にな
)
い
手
(
て
)
になるだろう。
問34:
①「
それら
」は
何
(
なに
)
を
指
(
さ
)
すか、
次
(
つぎ
)
の
中
(
なか
)
から
最
(
もっと
)
も
適当
(
てきとう
)
なものを
一
(
ひと
)
つ
選
(
えら
)
びなさい。
若
(
わか
)
者
(
しゃ
)
たちが
何
(
なに
)
を
求
(
もと
)
めているかということ。
若
(
わか
)
者
(
しゃ
)
たちが
何処
(
どこ
)
の
大学
(
だいがく
)
を
卒業
(
そつぎょう
)
したかということ。
若
(
わか
)
者
(
しゃ
)
たちがヒットを
生
(
う
)
むアーチストを
見抜
(
みぬ
)
くこと。
若
(
わか
)
者
(
しゃ
)
たちが
個人
(
こじん
)
の
能力
(
のうりょく
)
を
思
(
おも
)
う
存分
(
ぞんぶん
)
に
伸
(
の
)
ばすこと。
問35:
②「
彼
(
かれ
)
ら
」とは
誰
(
だれ
)
か、
次
(
つぎ
)
の
中
(
なか
)
から
最
(
もっと
)
も
適当
(
てきとう
)
なものを
一
(
ひと
)
つ
選
(
えら
)
ぶなさい。
企業
(
きぎょう
)
のトップたち
進学
(
しんがく
)
希望
(
きぼう
)
学校
(
がっこう
)
や
世
(
よ
)
の
母親
(
ははおや
)
達
(
たち
)
人間的
(
にんげんてき
)
に
豊
(
ゆた
)
かな
若
(
わか
)
者
(
しゃ
)
たち
問36:
「かっては『
寄
(
よ
)
らば
大樹
(
だいき
)
の
陰
(
かげ
)
』という
言葉
(
ことば
)
が
定説
(
ていせつ
)
になっていた。」という
一文
(
いちぶん
)
は
文中
(
ぶんちゅう
)
「A」 「B」 「C」 「D」のうち、どこに
入
(
はい
)
るか、
次
(
つぎ
)
の
中
(
なか
)
から
最
(
もっと
)
も
適当
(
てきとう
)
なものを
一
(
ひと
)
つ
選
(
えら
)
ぶなさい。
「A」
「B」
「C」
「D」
問37:
大文
(
だいぶん
)
の
内容
(
ないよう
)
に
合
(
あ
)
うのは
次
(
つぎ
)
のうちのどれか、
次
(
つぎ
)
の
中
(
なか
)
から
最
(
もっと
)
も
適当
(
てきとう
)
なものを
一
(
ひと
)
つ
選
(
えら
)
びなさい。
脱学歴社会
(
だっがくれきしゃかい
)
は
確
(
たし
)
かに
進
(
すす
)
んでいる。
高
(
たか
)
い
学歴
(
がくれき
)
に
加
(
くわ
)
え、
他人
(
たにん
)
の
気持
(
きもち
)
も
分
(
わ
)
かる
豊
(
ゆた
)
かな
人間性
(
脱学歴社会
(
だっがくれきしゃかい
)
は
確
(
たし
)
かに
進
(
すす
)
んでいる。
企業
(
きぎょう
)
も
学歴
(
がくれき
)
を
無視
(
むし
)
し、
個人
(
こじん
)
の
能力
(
のうりょく
)
や
個性
(
こせい
)
に
重点
(
じゅうてん
)
を
脱
(
だっ
)
学歴
(
がくれき
)
社会
(
しゃかい
)
は
確
(
たし
)
かに
進
(
すす
)
んでいる。
若者
(
わかもの
)
も
学校
(
がっこう
)
より
社会
(
しゃかい
)
に
対
(
たい
)
して
目
(
め
)
を
開
(
脱学歴社会
(
だっがくれきしゃかい
)
は
確
(
たし
)
かに
進
(
すす
)
んでいる。しかし、
友達
(
ともだち
)
はそれとは
無関係
(
むかんけい
)
に
偏差値
(
へんさち
)
をあげるために
尻
(
しり
)
をたたかれ、
学歴
(
がくれき
)
を
身
(
み
)
に
付
(
つ
)
問題 7
つぎは、ある公民館思秋期の子育てについての講座の案内である。つぎの問いに対する答えとして、最もよいものを1・2・3・4から一つ 選びなさい。